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亡羊 奥田亡羊歌集

奥田亡羊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862720382
ISBN 10 : 4862720382
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1(叫び/ 電磁波の渚 ほか)/ 2(梟首/ 父祖 ほか)/ 3(かぼちゃランプ/ 七月の燕 ほか)/ 4(屋根のある橋/ 子どもの樹 ほか)/ 5(島とんがらし/ 我、空ろなる箱なれば ほか)

【著者紹介】
奥田亡羊 : 1967年、京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。佐佐木幸綱氏に師事。「心の花」会員。1999年、短歌研究新人賞次席。2005年、短歌研究新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #奥田亡羊 #短歌 スタジオの光と闇の境界にストップウォッチの秒針見つむ #返歌 フロアへの光と機械室の闇サブを支配すクロックの音

  • はち

    一風変わった歌集だ。まずタイトル。自分の名前をつけた歌集はかなり珍しい。バンドのファーストアルバムを連想させる。表紙の花も歌集らしからぬ。内容はもちろん歌集なので短歌が並んでいるのだが、ビジュアルに訴えかけてくる。(この辺は幸綱さんの跋文を読んでほしい)作者はテレビマンを辞めて山に入る。農業に取り組む歌も多い。型破りな歌集と言わざるをえない。

  • 夏野菜

    著者は元NHK職員。仕事を辞め、離婚し、無為に過ごした日々を歌う。これが第一歌集。有名な「宛先も差出人もわからない叫びをひとつ預かっている」をはじめグッとくる歌がたくさん。「我が父祖の我から数えて五人目に殺されし男ありけり」、「腕なくば箸を使わぬ食い方があるのだ天に揺れる向日葵」、「山の夜を雪は降りおり降り積もりやがて眼を閉じてゆく沼」。

  • おとむらい

    解説の佐々木幸綱のドンキホーテ的な男歌というのが、なるほどと思った。非常に喜怒哀楽の哀のかたまりで、哀というのはハードボイルドなのではなく、ドンキホーテなのですね。

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