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絵で見る日本の図書館の歴史

奥泉和久

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864124355
ISBN 10 : 4864124353
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

図書館の前身とも言える江戸時代までと、明治時代以後、近代的な図書館ができてから現在までを、多くの図版や絵で見ながら、日本の図書館の変化と本来の姿を追っていく。
 図書館は、いつ、だれが、なんのためにつくったのだろう。文字が生まれ、記録されたものを保管する場所ができ、遣隋使船が本を海の向こうから運んできた。貴族や武士や大名は施設図書館をつくり、学校附属の文庫もできる。近代的な図書館は欧米に学んで明治時代にできるが、戦争で多くの図書館や本が焼けてしまう。戦後、各地に中小の図書館がつくられ、市民たちは利用し、支え、広めていく。震災下でも図書館は重要な役割を果たす。巻頭に年表、巻末に索引付。

【著者紹介】
奥泉和久 : 1950年、東京都生まれ。日本図書館協会、日本図書館文化史研究会、日本図書館研究会、としょかん文庫・友の会などの会員

堀切リエ : 1959年、千葉県市川市生まれ。著書に『伝記を読もう 田中正造』『同 阿波根昌鴻』(あかね書房)、『非暴力の人物伝 ガンジー・阿波根昌鴻』(大月書店)など

いしいつとむ : 1962年、千葉県香取市生まれ。絵本に『子どもたちの日本史(全5巻)』(大月書店)、『ふねのとしょかん』(文研出版)、『くるしま童話名作選 なだれうさぎ』『日本の伝説 きつねの童子 安倍晴明伝』(子どもの未来社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明るい表通りで🎶

    図書館は、本を読む、借りるにとどまらず、情報を提供したり、市民の知る権利を保障するさまざまな機能や役割がある。図書館の歩みは、知る権利のあゆみでもある。

  • 紀梨香

    古代の辺りは『本好きの下克上』、平安時代は「光る君へ」、江戸時代は「べらぼう」、明治から現代は『夢見る帝国図書館』、「図書館の自由に関する宣言」は『図書館戦争』…と本や図書館をめぐる物語が本当に好き。わかりやすくまとめられた楽しい図鑑でした。

  • 文字の誕生から現在の図書館に至るまでが体系的にまとめてあり、興味深く読みました。有料だったり、子どもは利用できなかったり、婦人室をもうけたりと今のように、誰でも自由に本を閲覧し、借りることができるようになったのは戦後になってから。市民の知る権利を保障する機能と役割をもっている図書館のこれからの未来もしっかりと守っていきたい。

  • かはほり

    江戸以前の歴史については、朝倉治彦先生から1年間講義を受けた身として、ある種の懐かしさをもって読ませていただいた。中学生くらいを対象に日本の図書館の歴史をわかりやすく説明している。この限られたページ数で良くまとめたと思う。一つだけ気になったのは、15p絵巻物の説明で、江戸期に大量に作られたものは、確かに金銀の下絵があるものが多いが、4大絵巻と呼ばれるものは、源氏以外は詞書料紙は装飾されていないし、平安鎌倉期の国宝重要文化財の遺品では少数である。なお掲載図版の作品は、江戸時代のものである。

  • アンパンコ

    図書館が大好きなので読みました。図書館巡りを始めました

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