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作田啓一vs.見田宗介

奥村隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784335551833
ISBN 10 : 4335551835
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
奥村隆 ,  

Content Description

作田啓一と見田宗介、この魅力溢れる二人の社会学者を対比的に論じ、日本社会学に新しい転換点をもたらす画期的な論考群。

目次 : 1(戦後社会の生成と価値の社会学―作田啓一における「近代の超克」とその社会学的展開/ 見田宗介における「相乗性」という限界―『近代日本の心情の歴史』を読み直す)/ 2(「移行期」の思想―作田啓一と見田宗介の「個人」への問い/ もう一つの時間の比較社会学―真木悠介『時間の比較社会学』からの展開)/ 3(事件を描くとき―“外”からの疎外と内なる“外”/ 作田啓一/見田宗介の初期著作における「価値」―「一九六〇年代の理論社会学」をめぐる知識社会学)/ 4(“リアル”の探求―作田啓一の生成の思想/ 見田社会学におけるリアリティ)/ 5(反転と残余―ふたつの「自我の社会学」におけるふたつのラディカリズム)

【著者紹介】
奥村隆 : 立教大学社会学部教授。1961年徳島県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。東京大学文学部助手、千葉大学文学部講師、助教授を経て現職。専攻はコミュニケーションの社会学、文化の社会学、社会学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小鈴

    タイトル、論文の章立てを@A...とつけるセンスに躊躇いつつ。二人の社会学者の到達点を乗り越えていくために、仕事を三期に分け論じていく。評論の域を出ない論文もあったが、鳥越信吾「もう一つの時間の比較社会学ー真木悠介『時間の比較社会学』からの展開」がよかった。『宮沢賢治』を補助線として時間論の展開だけでなく、見田=真木の鍵概念である「世界」/〈世界〉の関係性がわかるし、また世界的な時間の社会学における真木の位置づけも知ることができる。時間の社会学史的解説は初めて読んだかも。鳥越さんの本も読んでみたい。

  • 小鈴

    結局のところこの本で見田を日本社会学に取り込むことに成功したのかと問われたら、読んだ印象としてはお二人の学説史、解説に留まっていると思う(色々発見はありましたが)。社会学というディシプリンに収まらない部分に引きずられ過ぎているし、ではそのディシプリンの範囲内で展開可能性を示せているのは鳥越論文くらいじゃないだろうか。社会学では語ることのできない部分(簡単に言うと思想)を深化させていくにはこの本の著者達では役不足な感じもする。

  • もっち

    奥村先生の「反転と残余」

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