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完訳ファ-ブル昆虫記 第5巻下

奥本大三郎 / 見山博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784081310104
ISBN 10 : 4081310106
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻ではセミの卵の産みつけから孵化、幼虫の生活を解明。カマキリも綿密に観察する。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。カルパントラの小学校に勤務したあと、コルシカ島で国立中等学校の物理の教師になり、さらにアヴィニョンでも国立中等学校の物理の教師を務める。そのころから昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。様々な賞を獲得し、ファーブルの名前はフランスを中心に広く知られるようになる。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。1915年、アルマスで永眠

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多くジュニア版『ファーブル昆虫記』(全八巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デントシロー

    5巻読了。日常よく見られる蝉、カマキリについての生態が書かれているので興味深く読める。蝉については昔からの言い伝えなど観察する事により間違いを指摘し先人の偉業に対して批判的に記述している。ファーブルらしい実証主義がここでも容赦なく攻撃の的になっている。カマキリの巣など自分の住んでいる近所を冬散歩するとよく見られる。このテイ-ニャが歯痛に効くとは驚いた。フランスの地方に言い伝えられている迷信も面白く紹介してある。最後に奥村氏のファーブル昆虫記翻訳に関する記述があり5巻を訳すのに12年という月日が流れている。

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