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完訳ファーブル昆虫記 6 下

奥本大三郎 / 見山博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784081310128
ISBN 10 : 4081310122
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻では、コオロギ、バッタ、ケムシが登場。完璧な羽化の瞬間を観察するところは感動的。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。

【著者紹介】
ジャン=アンリ・カジミールファーブル : フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。五十五歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後三十年間の記録が『昆虫記』(全10巻)である。1915年、アルマスで永眠。享年91

奥本大三郎 : フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多く『ファーブル昆虫記』(全8巻・産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。現在、埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デントシロー

    読書する時間が取れなく一気に読みたい本であるが時間を要した。古典版と同時に読む事が面白くいろいろ考えてしまう。化学的な要素が多くファーブルの多才ぶりが良く出ている。昆虫の色の秘密を尿が関係している事を突き止めたり、マツノギョウレツケムシの刺毛の毒を観察と実験から排泄物である糞の毒である事を突き止めており全ての蝶蛾には毒素を有する結論している。ファーブルの才能は数学、物理、化学に優れておりこれらの学問と昆虫に対する博物学への造詣の基礎となっている。観察により実験を学問的に実証する知恵と行動力には驚嘆する。

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