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改訂版 サクッとわかる ビジネス教養 地政学

奥山真司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784405120365
ISBN 10 : 4405120366
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

急速にグローバル化が進んでいる時代。だからこそ、ビジネスの現場では世界情勢を知らなければなりません。世界情勢を理解し、話をするには「地政学」が必須です!

本書は「特別な図解を見るだけで、地政学の会話・説明ができる」ようになります!

防衛省の幹部候補生に地政学を教えている、地政学の第一人者「奥山真司」先生が伝授!


○ニュースを本当に理解するには、地政学の知識が必要
アメリカと中国の関係、沖縄基地や北方領土の問題、中国の一帯一路政策、イギリスのEU離脱、香港デモなど、日々さまざまなニュースが流れています。
これらを理解するには、その根本にある「地政学」の知識が大切です。

たとえば、

 ・なぜ、ロシアが北方領土を返還しないのか?
 ・沖縄基地を移転することが、なぜできないのか?
 ・竹島や尖閣諸島、対馬列島ではなにが起きているのか?

などは、地政学がわかると、とたんに理解できます。


○見るだけで、地政学の会話・説明ができる!
本書は、イラスト解説がメインになっています。特別なイラスト図解を見ながら、イラスト周辺の文字を読むだけで、世界情勢の根本がわかります。



○防衛省の幹部に教える、地政学の第一人者が伝授!
監修は、防衛省の幹部や幹部候補生に、地政学を教えている奥山真司先生。奥山先生は、同時に大学生にも地政学を教えています。
国防のプロにも、初心者にも教えている先生だからこそ、地政学の根本をわかりやすく解説されています。


○地政学に必要な6つの概念
奥山先生の提唱する「6つの概念」をベースに、地政学的な見地から世界の今を学んでいきます!

たとえば、リアリズム(現実主義)という概念があります。地政学的には、国際舞台で国の振る舞いを決めるのは、イデオロギーやカリスマ指導者、世論などではなく、リアルな軍事力や経済力だという考え方。言い換えれば、自尊心や恐怖心、経済的メリットなど、人間の本音のベースにあるものこそが、国を動かしているということです。

その他、チョークポイント、シーパワー・ランドパワーなど地政学の重要な概念をベースに、世界各国の言動を紐解きます。


本書は、文字中心のテキストを読むのは億劫。もっと手軽に地政学のことを知りたい。それも上辺だけの理解ではなく、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。

【著者紹介】
奥山真司 : 1972年横浜市生まれ。地政学・戦略学者。戦略学Ph.D.(Strategic Studies)。国際地政学研究所上席研究員。多摩大学大学院客員教授。カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学(BA)卒業後、英国レディンク大学院で、戦略学の第一人者コリン・グレイ博士(レーガン政権の核戦略アドバイザー)に師事。地政学者の旗手として期待されており、ブログ「地政学を英国で学んだ」は、国内外を問わず多くの専門家からも注目され、最新の戦略論などを紹介している。現在、防衛省や大学などの教育機関で地政学や戦略論を教えている。また、国際関係論、戦略学などの翻訳を中心に、若者向けの国際政治のセミナーなども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • re;

    日本は非常に恵まれた地政学的な位置にある国。四方を海に囲まれ、海洋国家としての特性を持ち、アジア大陸との関係性も深く、海上交通の要衝でもある。しかし戦後、教育における地政学はGHOによって禁止され、また高度経済成長期においては経済的な発展が最優先され、外交・安全保障といった分野における地政学的な視点や戦略的な思考が、日本国民全体に広く浸透する機会が少なかった。今こそ、地政学を改めて教育に。ナショナリズムとは異なる健全なシビックプライド(市民としての誇り)を育むことが、今の日本に必要では?と感じる。

  • いちろく

    夏に刊行された、今年の春までのデータを加味した地政学の観点から世界情勢をまとめた一冊。アメリカ大統領選、ロシアのウクライナ侵攻の現状、ややこしいパレスチナ問題の実状など、興味のある分野を中心に復習や記憶の整理も兼ねて。感情論を抜きにして、地理や歴史の背景と政治的な要因から情勢を観る地政学は、俯瞰的な見方が提示される点で面白い。ただ世界情勢の変化が常にある分、この手の本で定期的にアップデートしていく必要性も感じた。バタフライエフェクトと言われるように、何がキッカケで大きな変化を及ぼすか? 不安になる部分も。

  • たくや

    最新の地政学について簡潔に纏っている。シーパワーとランドパワーという大きな構造で考えることで理解がしやすい。海路を確保することの重要性を知った。

  • プル

    アメリカ。ロシア、中国、ざっくりアジア、中東、そして日本との関係本。すぐに読み切れる内容。ここでのロシアは、すでに対ウクライナで戦争しているロシアである。まぁ、この内容知ってないと、社会人として恥ずかしいよね。中・高校生までには、これらは把握していてほしいなぁ。 *紀伊國屋書店オリジナル企画として、購入時、レシートに現れる二次元コードでデジタルレポ―トが入手可能です。 アマゾンでは、未掲載深堀り原稿が読めるのですね。あちこちで、仕掛けをしているのですね…。

  • くものすけ

    世界中は紛争、紛争の火種だらけであることを知り、とても暗い気持ちになった。人類誕生以来ずっと戦争、争いを続けて来た歴史・現実をみると、束の間の平和を享受しているこの80年間の日本は奇跡なのかも知れません。一方、大規模戦争の抑止力になっている恐ろしい核は、取り返しのつかない事態が起こる(人類滅亡)前に、一刻も早くすべて廃絶すべきと益々考えるようになりました。

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