Product Details
ISBN 10 : 4621308386
Content Description
これまで主流であった官能基別の教科書と異なり、有機反応を軸に、一貫した論理によるストーリー性をもった国際標準の教科書。生命のしくみと物質の世界を支配する有機化学を、興味をもって学ぶことができる。日本の大学のカリキュラムに即した、先生には教えやすく、学生には理解しやすい構成をめざした。有機化学反応のベースとなる電子の移動、反応機構、反応の推進力を理解できる。反応式・図をていねいな解説とともに、視覚的にわかりやすいように工夫。豊富な注、コラム、写真を掲載。例題、問題を数多く掲載。本書の問題解答や、本書に掲載しきれなかった演習問題と解答を、“問題の解き方”(別売)に掲載。
目次 : 序 有機化学:その歴史と領域/ 化学結合と分子の成り立ち/ 有機化合物:官能基と分子間相互作用/ 分子のかたちと混成軌道/ 立体配座と分子のひずみ/ 共役と電子の非局在化/ 酸と塩基/ 有機化学反応/ カルボニル基への求核付加反応/ カルボン酸誘導体の求核置換反応/ カルボニル化合物のヒドリド還元とGrignard反応/ 立体化学:分子の左右性/ ハロアルカンの求核置換反応/ ハロアルカンの脱離反応/ アルコール、エーテル、硫黄化合物とアミン/ アルケンとアルキンへの付加反応/ 芳香族求電子置換反応/ エノラートイオンとその反応/ 求電子性アルケンと芳香族化合物の求核反応/ 多環芳香族化合物と芳香族ヘテロ環化合物/ ラジカル反応/ 転位反応/ 有機合成/ 生体物質の化学
【著者紹介】
奥山格 : 1968年京都大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。現在、兵庫県立大学名誉教授。専門、物理有機化学・ヘテロ原子化学
石井昭彦 : 1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。現在、埼玉大学大学院理工学研究科教授。専門、有機典型元素化学
箕浦真生 : 1995年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(博士(理学))。現在、立教大学理学部教授。専門、有機元素化学・物理有機化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
