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パラダイス文書 -連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く

奥山俊宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022515063
ISBN 10 : 4022515066
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

タックスヘイブンの実態を新たに暴く内部告発と調査報道の物語、緊急出版!

「パラダイス文書」が2017年11月5日(日本時間6日)に公開され、
世界中で反響を呼んでいる。
トランプ政権のウィルバー・ロス商務長官の新ロシア疑惑。
またトルドー首相腹心、鳩山由紀夫元首相、
エリザベス女王、ヨルダン王妃、マドンナ、
U2ボノ、アップル、ナイキ……
「税の楽園」に集う大物たちの顔が浮かび上がった。

なぜ、いま、この報道が出てきたのか?
富める者をさらに富ませ、貧しい者をさらに貧しく、世界中で格差を広げる仕組み、
それへの怒りから発したのであろう内部告発、
それを受けての調査報道、それを広げるための国際的な連携、
10年前にはあり得なかったメガ内部告発、メガ調査報道の潮流を、源までさかのぼって見せる。

ICIJ (国際調査報道ジャーナリスト連合)のメンバーの一員になり、
パナマ文書など租税回避地に関する機密文書の解析と報道に参加してきた朝日新聞記者が、
内部告発、調査報道の潮流を考察し、パラダイス文書公開に至るまでを辿る。

【著者紹介】
奥山俊宏 : 朝日新聞編集委員。1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。「法と経済のジャーナル Asahi Judiciary」の編集も担当。2011年、米非営利組織「ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)」のメンバーになる。ルクセンブルク・リークスやパナマ文書、パラダイス文書など租税回避地に関する秘密文書の解析と報道に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おさむ

    日本の調査報道の第一人者である朝日新聞の奥山記者の新著。パナマ文書に続いて今年はパラダイス文書と国際的な特ダネを連発しているその舞台裏がわかります。海外メディアとの連携、違法ではないものを如何に報じるかなど悩みや苦労を重ねているんですね。これからの新聞が生き残る道のひとつが調査報道です。手間ひまをかけて、厚みのある記事を、フローではなくストックになるような記事をこれからも期待します。なお奥山記者は先日、現役記者では初めて司馬遼太郎賞を受賞しています。

  • ヒデミン@もも

    ゼミの発表本。タックスヘイブンの話より、調査報道の話しだけど、さすが新聞記者。よくまとまっていて読みやすかった。

  • スプリント

    パナマ文書に続いてパラダイス文書。当時は大きく騒がれましたがさほど世の中に影響を与えなかった気がします。

  • AokiSoken

    パラダイス文書が公表されるまでの経過を綴ることで、調査報道、非営利の報道機関、内部告発などを取り上げている。企業や政治家の不正を暴く内部告発やそれに基づいた調査報道は公益につながるものであり、寄付文化の薄い日本で進むかはともかくとして、スポンサーの影響を受けにくい非営利機関がそれを担うという流れは理にかなっていると思う。

  • Sugh

    パラダイス文書自体にはあまり触れられておらず,パナマ文書やパラダイス文書ができるまでが書かれている。 調査報道って大変なのね。研究みたい。

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