Product Details
ISBN 10 : 492518783X
Content Description
一字が一音節、その種類はおよそ一,三〇〇基本字音。限られた子音と母音の組み合わせを、四種類の高低で区別する「四声」の力を借りても、この数字が限界。この有限の音節で、理論的には無限に有りうる意味を表わそうとすれば同音異義字が大量に生まれる。日本語にない発音の取得に加え、ある字音から、特定の意味の漢字を連想できる訓練が、日本人の中国語学習の最大の障害となっている。その負担を少しでも減らすのが本書の目的である。漢字の意味の学習に偏重してきた従来の方法を少しでも是正する近道だ。なお、収録字は古い用法は省き、現代漢語だけに限った。
目次 : 単音節語の世界―「茶」は、なぜ、「ch´a」と発音するのか/ 単音節表/ 単音節の七グループ:龍/ 本文(母音a、e、o、i、u/ 上歯口裏側に舌先をあてd、t、n、l/ 唇でb、p、m、f/ 咽喉の奥でg、k、h/ 舌先を巻き(反り)上げてzh、ch、sh、r ほか)/ 表意と表音―文字の起源の東と西/ 参考文献/ 現代漢語の単音節基本音義字1300
【著者紹介】
太田成人 : 1946年生まれ。大阪大学(西洋史専攻)卒。在学中は、「ロシア革命直後の経済政策―国家資本主義」を研究テーマとする。元共同通信編集委員。地方支社局勤務後、本社国際局。通商・金融を中心に取材。日本語と英語で、取材・執筆する数少ない日本人ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
