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読んだら最後、小説を書かないではいられなくなる本 星海社新書

太田忠司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065370933
ISBN 10 : 4065370930
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

稀代のショートショートの名手が指南する、誰もが書けるようになる、書きたいけれど書けないひとのための小説の書き方入門。

【著者紹介】
太田忠司 : 小説家。1959年、名古屋市生まれ。1981年、大学在学中の投稿作品『帰郷』が「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作に選ばれる。1990年、長編ミステリ『僕の殺人』(講談社)を上梓。8年間の会社員生活を辞め、専業作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kanonlicht

    作家が小説の書き方の本を出したときに必ず言及するひと言「とにかくまずは書いてみろ」。その通りだと思う。ご多分に漏れず著者も最初にそれを主張するけれど、そのとっかかりとして、まったく関係のない名詞1つと修飾語1つを組み合わせ、それについて何か書いてみるという方法(田丸雅智メソッド)をすすめている。文体は好きな作家の真似をすればいい、と。なるほど確かに自分にもなにか書けそうな気がしてくる。小説を書ける人っていうのは、結局のところ、小説を書いた人なんだよね。

  • みねね

    面白い本でした! 小説創作にまつわる用語をまずしっかり定義させて、それについて作者の考えや想いが語られるスタンスはとても良かったな。最終章はやっぱり分かっている現実を押し付けられるような感じで少し苦かったが読めて良かった。いろんな作家の話を聞けば聞くほど、小説家ってアスリートだと思う。/「話の上手なひとは、キャラクターの立てかたが上手いことが多い。(p.102)」などは小説に限らず参考になるなあ。

  • 佐倉

    言葉の組み合わせの違和感から物語を展開させる、日常の中の違和感をキャッチする、客観描写と主観描写の組み合わせ、家を出て駅まで行く道を誰かに見せることを想定して文章化する『言葉によるデッサン』のトレーニング……無意識にやっていたこともあれば考えたこともないものもあり、色々参考になった。特に第五講『キャラクターを立てる』で新本格への批評として言われたという「人間を描けていない」について、小説は「人間を描くもの」だが現実の人間ではなく物語のために編集された「キャラクターを描く」ものという考え方は興味深かった。

  • たか厨

    2024年8月刊。筆者の本を読むのは、1995年〜96年にかけて、長編デビュー作からの三部作(『僕の殺人』『美奈の殺人』『昨日の殺人』)と狩野俊介シリーズの1作目『月光亭事件』を読んで以来、実に28年ぶり、トータルで5冊目。受講中の小説講座で「創作に役に立つ図書」として挙げられたので取り寄せた。全11章からなり、小説を書くために必要な発想法・注意点・技術・思考法などを、時には小説家としての実体験や、筆者自身による短編などを例に挙げながら解説した本。れまで小説の類いを書いた経験がない初心者が(続)

  • マッちゃま

    タイトル通りの内容。小説を書いてみたいけど書き上げた事がない方の為の本。子供の頃から活字が好き。どちらかと言わずとも広く浅くは苦手で、狭く深い傾向の持ち主でして、僕がハマったのはミステリ。子供の頃に自分でも「書いてみよう」とはしたものの、余裕のよっちゃんで挫折したクチです(苦笑)本書を読み始めて「こうすれば良かったのか」とか「こう進めれば書けるのか」なんて想像しました。でも、だんだんと高度になっていく…もちろん解りやすく説明されています。改めて書く事を飯の種にしてる方は凄い方たちなんだと実感した次第です。

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