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伏木商店街の不思議

太田忠司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309023922
ISBN 10 : 4309023924
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

ショートショートの名手による、書き下ろし全31編の掌編集! どこにでもある、でも、少し不思議な「伏木(ふしぎ)商店街」を舞台に、それぞれの店で起きる、切なくて、おかしくて、ときに怪しい物語。
[著者紹介]
1959年愛知県生。81年「星新一ショートショート・コンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。著書に『奇談蒐集家』『目白台サイドキック』シリーズ、ショートショート作品に『星町の物語』『星空博物館』等。



【著者紹介】
太田忠司 : 1959年、愛知県生まれ。81年、「星新一ショートショート・コンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。90年、『僕の殺人』を上梓し、専業作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    太田さんの作品は初めてではないのですが、あまり読んではいませんでした。ここのお気に入りさんの感想をみて読んでみました。ショートショートと短篇の中間のような感じでまさしく星さんや阿刀田さんの感じを受けました。商店に関する話になっていて楽しめます。ほのぼのとした感じもあります。表紙がいいですね。

  • みかん🍊

    シャッター街ではなくそこそこ賑わった商店街の31店舗のショートショート、ほっこりちょっといい話や怖い話、SFな話、ゾッとする話いろいろな味の詰まった不思議な商店街、鮮魚店の鯛は妻以外の女性が食べさせたら困るんじゃないの、煙草屋と靴屋の話が好きでした、最後の話は別の意味でゾッと恐ろしい話でした。

  • おかむー

    著者の『星町の物語』に続いて二作目のショートショート集。ピンとこなかった前作よりも好感触、でもちょっぴりひっかかりもあり。『もうすこしです』。タイトルどおりにありきたりなようでいてどこか奇妙な商店街を舞台に、ブラック寄りからハートフルまでバラエティ豊かですが、ほのかにノスタルジックな余韻を残す様々な店の物語が印象的。ただこれは好みの別れるところだろうけれど、それぞれの物語にこれといった繋がりがないまま進んでいたものが、最後になって唐突に全体をまとめてしまう(と取れる)話を持ってきたのはむしろ興醒めで残念。

  • ぶんこ

    興に乗ってきたと思ってると終わってしまうので、ショートショートは実は苦手。 なので集中して読む事が出来ずに、雑用の合間に読みました。 甘酢餡がかかったミートボール食べてみたいです。 呉服屋さんの(女紋)では、兎と月が女紋と言っているようで、私の解釈と違っていたので、思わず調べてしまいました。 私は結婚前の実家の紋を、結婚後も使う事だと思っていました。 今頃本当の事を知るとは! 一つひとつのお店に不思議な世界があって、こんな商店街があったらブラブラ歩きをしそうです。

  • Yoshihiko

    商店街のお店のショートショート集。それぞれに深みがありブラックな感じもあり、面白かった。「思い出のメンチボール」が個人的に好きなお話でした。

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