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Books

レッドクラブ・マーダーミステリー 星海社fictions

太田忠司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065382820
ISBN 10 : 4065382823
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

絶海の孤島に集められた探偵達を「見えない殺人鬼」が襲うーー太田忠司の新作は、読者の死角を穿つ驚愕のマーダーミステリーだ!

【著者紹介】
太田忠司 : 1959年、名古屋市生まれ。1981年『帰郷』が「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カノコ

    ミステリ愛好家の大富豪に集められた世界各国の名探偵たち。蟹が大発生するインド洋の孤島の館で、惨劇が幕を開ける。心躍る設定から始まったと思いきや、急展開に次ぐ急展開で一筋縄ではいかない作品だった。ページ数の割に設定が込み入っている。犯人の詰めが甘いのではと思わざるを得なかったり、色々と引っかかる箇所もままあったが、そんな細かいことを気にさせずに読ませる勢いがある。とはいえ些かズラシが過ぎるため、手放しで賞賛しにくい。設定に惹かれただけに少し肩透かしだった気持ちもある。確実にパワー系の作品ではあると思う。

  • ケイジ

    無人島に集められた世界中の名探偵6人。やがて起こる事件について推理合戦が行われる。一章の流れで最後までやって欲しかったな、が感想。

  • だるま

    孤島の館に集まった、持ち主の大富豪とその家族。そこに大富豪がパトロンになっている六人の名探偵が招待される。全員でディナーとなるが、早くも不穏な空気が漂い、翌朝、家族の一人が密室内で死体となって発見される。名探偵達は犯人探しを始めるが、彼らにも魔の手が迫って来て・・・という古典的なクローズドサークルミステリ、に見せかけて、実は・・・というネジ曲がった構成のミステリ。本作はどう評価したら良いのか? 最初の被害者の扱い方とか、シックリ来ない点が多々。アンフェアでもあるし、これを面白く読める程、私は寛大じゃ無い。

  • ひろ

    各国で活躍する名探偵たちが孤島の館に招待された。館の主人は大富豪で、探偵たちのパトロンをつとめる人物。個性的な探偵たちと大富豪の家族が一堂に会した明くる日、惨劇が幕開ける。本格ミステリの王道展開に心が浮き立ったのも束の間、大きく趣向を変えていく。ひと捻りふた捻りと、読者が振るい落とされそうなラインを引いていく。着地点が少々好みとずれて残念だったものの、古典ミステリを下敷きに、今時の物語に昇華されたミステリ。テンポの良さもあり、一気読みだった。

  • スプリント

    凝った構成だがページ数の関係か後半がかなり急展開。 まるで打ち切りが決まった漫画が決められた結末に向かって急ピッチにストーリを進めたかのよう。

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