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戦前 南洋の日本人街 平凡社新書

太田尚樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860078
ISBN 10 : 4582860079
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

明治の世が始まると、閉塞感を打ち破るかのように、多くの人々が海外へと飛び出していった。その中には、成功をおさめて現地にその名を残す者のほか、人知れず無縁墓地に眠る者たちも数多く存在した。日本の海外進出の先遣隊として南洋に渡った人々は、大戦に翻弄されながらいかに生きたのか―。「南進論」に導かれて海を渡った侍や商人、職人のほか、故郷のために身を売った女性たちの足跡を追う。

目次 : 序章 南洋進出の先兵たち/ 第1章 シンガポールの日本人町/ 第2章 マレー半島に足跡を刻んだ日本人たち/ 第3章 コスモポリタンの街ペナン/ 第4章 日本を魅了したボルネオ島/ 第5章 ルソン貿易の基地マニラ―マニラ日本人町の先駆者たち/ 第6章 マニラ麻で栄えたダバオの光と影/ 第7章 鎖国以前からあったベトナムの日本人町/ 第8章 山田長政がいたタイ・アユタヤ

【著者紹介】
太田尚樹 : 1941年東京生まれ。東海大学名誉教授。専門は比較文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    前半(シンガポール、マレー、ペナン)はカラ雪さん。後半(フィリピン、タイ、ベトナム)は交易商人や山田長政やら。 二葉亭四迷のお墓てシンガポールにあるんですね。 旧日本人街はラッフルズホテルの北側辺り(面影なし)。 甘粕機関がマレーでも暗躍してたか。

  • ののまる

    からゆきさん繋がりで手に取った。朱印船貿易の頃から東南アジアに日本人町が。いまでは中国人町に塗りかかわっているのが、エスニックタウンの作り方の違いとして面白い。そして日本人町のでき方が、世界では珍しいパターンで売春宿から始まるっていうのが、もう…  意外にエッセイ風。

  • たっとちゃん

    改めて、海洋国家である日本人の南方に向ける夢とロマン、そして歴史の現実を気づかせる本でした❗️

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