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子ブタたちはどう生きたのか ぶぅふぅうぅ農園の7か月

太田匡彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265080441
ISBN 10 : 4265080448
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

豚肉となり人間に食べられるブタにも豚生がある。人間の都合で食べるのだからこそ、生きている間は幸せに過ごさせてあげたい。豚生を通してアニマルウェルフェアを考える。

ーーーーー
「人間の都合で食べるのだからこそ、生きている間は幸せに過ごさせてあげたい−−」

そんな思いで完全放牧養豚を実践する「ぶぅふぅうぅ農園」(山梨県韮崎市)では、生き生きとしたブタたちの姿が見られます。放牧により母子で自由に過ごせる彼らと、 一般的な養豚場のブタにはどんなちがいがあるのでしょう?
そして、アニマルウェルフェア(動物福祉)とは?

著者の太田匡彦氏は、新聞記者として、ペットを中心とした動物たちの幸せを願って記事を書き、取材を続ける中で、畜産動物のアニマルウェルフェアをいかに向上させるかという課題を知りました。その問題の解決にどうしたら近づけるか、悩みながら取材を続けてきた著者が、「読み終えたのち、豚肉を前にしたとき、何かを考える人になっていてほしい」という願いを込め、ある12頭の子ブタとそのお母さんブタの豚生と、子ブタたちが生まれてから豚肉に加工されるまでの7か月を追ったノンフィクション。?
日本国内の一般的な養豚場にいるブタたちの運命の一端に触れ、アニマルウェルフェアという考え方について知り、理解を深める一冊です。


【著者紹介】
太田匡彦 : 1976年生まれ。98年、東京大学文学部卒。同業他社を経て2001年、朝日新聞社入社。経済部記者として流通業界などの取材を担当した後、AERA編集部在籍中の08年から犬猫の殺処分やペットショップの問題について取材を始めた。近年では動物園などの展示動物や畜産動物などにその取材対象を広げている。25年現在の所属は朝日新聞文化部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小説大好き

    「どろんこだいすき」と無邪気な吹き出しがついた可愛い子ブタちゃんに惹かれてつい読んでしまいました。児童書ではありますが、大人の私が読んでも大変勉強になり、また考えさせられました。言葉だけは知っていた「アニマルウェルフェア」の問題を考えるきっかけになる本だと思います。中嶋千里氏の取り組みについても初めて知りましたが、非常に重要な理念を持っておられると感じます。「ブタを食肉用に出荷する」という立場だからこそ、誰よりも真剣にブタの幸せを考えており、中身の伴わない安易なヴィーガンの主張などよりよほど心に届きます。

  • 風池

    考えさせられますね。

  • sayaka

    子ブタたちの幸せな豚生、とても考えさせられました。食べる人間、だからこそ考えたい。 写真がどれも素晴らしく、泥に浸かってうれしそう〜な子ブタのかわいいこと❣️絵本の「どろんここぶた」って本当なんだなぁとにんまりしてしまいました!

  • ひい

    生まれてすぐに母ブタから引き離されて、身動きできず狭いストールで一生を終えるブタのことを、どれだけの人が知っているのだろうか。こんなにしあわせそうな、自由に走り回る親子ブタたちを見てしまったら、多くの人は何を思うのだろう?なぜ人は、人以外の生き物から彼らの尊厳をたやすく奪えるのだろう?スーパーでら売られている加工された食用肉のパックからは、豚生を感じることは難しい。ぐるぐると考える。

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