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ISBN 10 : 4309421911
Content Description
起死回生の戦法が、なぜ「必死体当たりの特攻」でなければならなかったのか―。その始まりから、回天・震洋などのさまざまな特攻兵器、全戦果、「まことに遺憾であるが、しかしながら、よくやった」と言ったとされる天皇の言葉、成功の見込みがない戦法への痛切な意見まで、壮絶な全貌に迫る。
目次 : 序章 太平洋戦争と特攻(体当たり戦法としての特攻/ 開戦後、差が開き過ぎた日米航空戦力 ほか)/ 第1章 特攻の始まり フィリピン特攻―「占領地」を防衛せよ(大西瀧治郎と神風特別攻撃隊の誕生/ そのとき、いかなる戦況だったのか ほか)/ 第2章 特攻はつづく アメリカ軍の沖縄上陸を阻止せよ(フィリピンから撤退した航空隊と、特攻戦士の養成/ 震洋特攻隊員、田英夫氏の場合 ほか)/ 第3章 特攻は終わらず 沖縄特攻―アメリカ艦船を撃破せよ(海軍の菊水作戦と陸軍の航空総攻撃/ 三〇〇機が出撃した四月六日の大特攻 ほか)/ 第4章 さまざまなる特攻 特攻兵器―回天・震洋・特潜・マルレ(「回天」の誕生/ 人間魚雷「回天」の特攻 ほか)
【著者紹介】
森山康平 : 1942〜2024。『証言記録 三光作戦』『硫黄島・玉砕の記録』『図説 日中戦争』『図説 特攻』『図説 沖縄の戦い』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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