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写真が語る満州国 ちくま新書

太平洋戦争研究会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076335
ISBN 10 : 4480076336
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

五族協和の王道楽土を理想に建国された満州国。満鉄、満映や日本人開拓移民の生活の現実とは。わずか13年で消えた“実験国家”を貴重なビジュアルでひもとく。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まると

    溥儀や弟の溥傑ら歴史上の人物を写した貴重なカットのほか、新京、奉天、大連など主要都市の街並み、開拓移民の様子など、わずか13年で幻のように消えていった満州国の姿を写真でリアルに伝えている。各章の写真の後の説明文が簡にして要を得ていて、満州国の基礎を学ぶことのできる入門書にもなっている。こうして概括されると、日本が謀略により中国に傀儡国家を作ったという史実には改めて驚かされる。小学校の担任の先生が満州出身と言っていたのを思い出した。彼女やその家族はどんな苦労をしたのだろう。今ではそんな語り部も貴重な存在だ。

  • アドソ

    最近はNHKの「バタフライエフェクト」でも、未公開映像とともに20世紀の歴史を振り返る番組が多数放映されている。本書は満州国の歴史を垣間見ることのできる写真集だが、当時を知る生存者も少なくなっていくなか、このように事実を淡々と記録した本は貴重だと思う。印刷も高精度だし、紙質もよく、つくった人たちの満州国への愛情が感じられた。

  • ジュンジュン

    五族協和→あたかも各民族の権利が平等で固有の文化を尊重するかのようなスローガン。王道楽土→道を誤った者には懲罰ではなく、諭して改悛に導く寛容な社会。美しい目標だが、「理想は良かったが、現実は難しかった」というレベルをはるかに超えた、剥き出しの隷属を強要する実態を明らかにしていく。ふんだんに用いられる写真が理解を助けてくれる。

  • ののまる

    まさに加害と被害と。

  • くらーく

    読んだというよりは、写真を眺めただけですが。今から100年近く前に、ユーラシア大陸の東端にヨーロッパのような都市が出来ていた事実。残念ながら、そこに至る過程や住んでいる人々への差別等は、問題で肯定は出来ないけど、歴史としては興味深い。 もしも、満州国がそのまま残っていたら、と妄想させられる。今のEUのような状況が東アジアにも残っていたのだろうか?満州と中華人民共和国はウクライナとロシアのような緊張した関係になっているのだろうか。朝鮮半島は。。。妄想するだけですけど。

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