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日本の古式捕鯨 講談社学術文庫

太地五郎作

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065247204
ISBN 10 : 4065247209
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

鎌倉時代、北条氏に謀反を企てるも敗北した和田義盛の孫・頼秀が紀州太地で漁業を始める。その後裔が江戸の初期、武芸を海の狩猟に転用し、新しい捕鯨技術を生み出した。西鶴『日本永代蔵』の「鯨ゑびす」へとつながる太地の「マニファクチュア」にセットされた勇壮な自然との関わり方は、日本人にとって特別なレガシーを伝える。

目次 : 熊野太地浦捕鯨乃話(太地五郎作 述)(太地捕鯨の起源/ 徐福来熊の批判/ 事務所の事/ 大納屋の事/ 山見の事 ほか)/ 熊野太地浦捕鯨の談(国立科学博物館滝庸博士のごあいさつ/ 昔の鯨の捕り方/ 捕鯨の起源/ 熊野捕鯨の終末の原因/ 太地にて初めて洋式捕鯨の事)/ 鯨肉の料理に就いて―(太地鯨浦(五郎作))

【著者紹介】
太地五郎作 : 1875‐1957。下里村郵便局長、勝浦町長などを務めた。郷土史家で、熊野とくに捕鯨の歴史を研究した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こぺたろう

    「熊野太地浦捕鯨乃話が本書の中心」と、紹介文にありました。「熊野太地浦捕鯨乃話」は、古書で何千円もする本だったので中々手にする機会がありませんでした。今回、文庫本という形で広く読めるようにしてもらえたことに感謝。中沢新一氏の解説も、一読の価値があると思います。

  • Go Extreme

    『熊野太地浦捕鯨乃話』について 熊野太地浦捕鯨乃話: 太地捕鯨の起源 徐福来熊の批判 事務所の事 大納屋の事 山見の事 沖合の事 勢子船の事 六鯨の事 鯨切り捌きの事 明治十一年の大惨事 和田金右衛門「明治十一年寅十二月二十四日 旧十二月朔日也 背美流れの扣へ」: 太地にて初めて洋式にて鯨を捕りたる きおいの式 鯨潮を吹く吹かぬの説に就いて実例を説明して置く 熊野太地浦捕鯨の談: 昔の鯨の捕り方 捕鯨の起源 熊野捕鯨の終末の原因 太地にて初めて洋式捕鯨の事 鯨肉の料理に就いて

  • takao

    ふむ

  • 宮崎太郎(たろう屋)

    前に中沢新一さんのラジオで、戦後に零戦をアメリカの自動車メーカーが解体して組み立てた時どうしても理解できない工程があった。それは西陣織の細かい工程の中に秘密があり、太地町の捕鯨の工程の技術からきてるという話しが印象に残ってようやく読めました。海からやってくる巨大なエネルギーを得るために細かく役割を振り、捕獲から解体までの流れの勇ましさ。

  • ケイケイ

    ネットフリックスで見た和歌山で秘密裏に続いている捕鯨の盗撮ドキュメンタリー「コーブ」を見て、反対側からの視点でも学びたいと手に取った一冊。 そのサイモンワーンと中沢新一の解説も素晴らしい。 すでに失われた日本古式捕鯨にかつて存在した自然哲学とはなにかに迫る。 西洋的な捕鯨の視点からでは見えない価値観、しかし世界の捕鯨反対に勝てるわけがない中で 我々はなにを次の時代に残していくべきか、考えさせられる。

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