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いわたくんちのおばあちゃん

天野夏美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784072533048
ISBN 10 : 4072533041
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いわたくんのおばあちゃんは、絶対に家族と一緒に写真を撮らない。その理由は…。被爆から60年目の2005年夏、広島の小学校で実際に行われた平和を考える授業。そこで語られた、1枚の写真にまつわる物語。

【著者紹介】
天野夏美 : 広島在住。中国新聞文化欄に「なっちゃんの漫画日記」、「あの子この子のひとりごと」を2年間連載

はまのゆか : 1979年生まれ。やわらかく透明な独特のタッチ、そして村上龍とのコラボレーションで広く知られる気鋭のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    とても良かったです。戦争の悲惨さをまた違う側面から感じました。

  • ちぐ

    戦争の話です。そして実話。家族で一緒に写真を撮ろうとしても「いや〜よ」と言う、いわたくんちのおばあちゃん。原爆の前に撮った家族写真を見ることが出来たのはおばあちゃんだけだったから。60年前まだおばあちゃんが16才だった時、戦争で原爆にあい、すべてが真っ黒になってしまった中、家族を探し、家族の焼けこげてしまった体をみた。お母さんと小さい妹のむねの合わさったところだけ残った洋服のぬのを見つけた。その時のおばあちゃんの気持ちを考えたらたまらなくなりました。図書館で読んで涙。

  • chiaki

    いわたくんちのおばあちゃんが写真に写りたがらないのには訳がある。おばあちゃんの戦争体験。悲惨な被曝体験を伝えているものの、はまのゆかさんの優しい挿し絵が、おばあちゃんのふんわりした雰囲気に合っている。作中、戦争体験を語るのはいわたくんちのお母さん。おばあちゃんは「いやーよ」しか喋らずに、この物語全体を静観しているよう。生きた戦争体験を聞ける機会としては最後の世代になりつつある今、子どもたちにしっかり伝え残していかなければいけない。

  • gtn

    いわた君のおばあちゃんは、家族と写真に収まろうとしない。万人に潜む悪魔に、それだけのことをされたから。だが、人間には知恵と経験がある。同じことを繰り返さぬよう、たゆまず意識しなければならない。再び過ちを犯すことは、私は人間ではないと宣言するに等しい。

  • 杏子

    学校に入れたかったが、買えなかった。作り話かと思いきや、本当のお話だった、というのが胸に痛い本。どうにかして?学校に置きたい。もういちど購入を試みるか?

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