天文ガイド 2026年 1月号

毎月の天文現象を国内外の最新データと共に紹介

特大号■特別付録２０２６年アストロカレンダー：毎年好評の天体写真カレンダーが特別付録。月ごとに見ることのできる天文現象を掲載。星空観望にも役立つミニカレンダーです。■特集２０２６年注目の天文現象：２０２６年に見られる天文現象をダイジェストで紹介。特に注目したい現象を選び、ビジュアルとともに紹介します。１月７日未明のはしし座の１等星レグルスが月にかくされるレグル食が起こりますが、レグルス食３月２日、５月２３日（昼間）にも起こります。そして２０２５年に引き続き、３月３日の宵には全国で皆既月食が見られます。８月１３日には、アイスランドやスペインで皆既日食が起こり、世界中から多くの人が遠征されるでしょう。そのほか８月１３日のペルセウス座流星群や１２月１３日のふたご座流星群など、注目する天文現象を紹介します。■デジタル天体撮像３５年の変遷：今や天体撮影用の冷却カメラはＣＣＤ時代からＣＭＯＳが主力の時代へ。一眼カメラはミラー式からミラーレスが主力の時代に変わりました。そのほかの仕様や撮像の変化も時系列で見ることであらためてわかることも多々あります。そこで、１９９０年ごろからの黎明期を含めたデジタル天体撮像３５年の変遷について、２回の連載予定で解説します。第１回は「デジタルカメラの黎明期から２０２５年までのカメラ仕様」の変化について解説します。■ＰＨＯＴＯＧＡＬＬＥＲＹレモン彗星（Ｃ／２０２５Ａ６）、スワン彗星（Ｃ／２０２５Ｒ２）：１０月中旬以降、レモン彗星とスワン彗星が明るくなり、多くの天文ファンが、この２つの彗星を撮影されました。さらにはスマート望遠鏡を使って都市部での撮影も多くありました。今月は、日本各地で撮影された作品、様々な機材で撮影されたレモン彗星とスワン彗星の姿を紹介します。