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緋色のメス 上 幻冬舎文庫

大鐘稔彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344411029
ISBN 10 : 4344411021
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

宮城県の公立病院に勤める看護婦・中条志津は、四十七歳の春、乳癌を宣告される。彼女が治療先に選んだのは、秋田の鄙びた炭鉱町が経営する小さな病院だった。執刀を依頼したのは、この病院に勤務する外科医・佐倉周平。かつて人妻の身ながら激しく愛した相手だった。二十年ぶりの再会を果たした二人は、運命の歯車が再び動き出すのを感じた。

【著者紹介】
大鐘稔彦 : 1943年愛知県生まれ。京大医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。小説やエッセイなどの著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • キムトモ

    孤高のメスサーガのスピンオフ。サーガ堪能しきってやろうと読み開始。最終章登場した名医佐倉と娘三宝のお話。三宝は母志津と佐倉の不倫の子…なんで終始母のうぬうぬした感情の描写でこういうの苦手な自分としては孤高のメスの世界観から脱線していくようで少々困惑しながら読了…(ノ-_-)ノ~┻━┻本編では名医ッぷりを発揮していた佐倉も家庭のことではキレやすく人間臭いんですが…

  • ichi

    【図書館本】『孤高のメス』で登場していた佐倉医師が以前、秋田の病院に勤めていた時のストーリー。かつて同僚で恋人同士だった看護師の中条志津の乳癌の手術をすることになった佐倉。お互い結婚し子供たちも大きくなってからの再開し、想いの火が ひそかに再燃する模様に、『孤高のメス』でその後のストーリーを知っている私は少しツライ気持ちでした。下巻楽しみ!

  • あゆ

    どうしちゃったんでしょう、という感想。孤高のメス、番外編を期待していただけにあきれるやら残念がるやら。そこまで大きいしこりに気づかなかった志津に落胆、当麻とくらべて見劣りする佐倉、それらの昭和時代には通用しそうなメロドラマが長々と書いてあるだけ。神の手にあらず、に期待をしたいものです。下巻は少し待ってから読み進めます。気迫ある術野、臨場感あるシーンを!先生、お願いします!!

  • ロボット刑事K

    大鐘さんの作品は割と好きで、孤高のメスシリーズは読破済みですが、本作品上巻は医療モノというより、不倫モノって感じですな。赤の他人様のラブアフェアに対して私は非常に寛大です。ま、大人として下手打たない自信があるならどうぞご自由に、ってスタンスです。火遊びがバレて愛憎ドロドロなんてことになったとしても、対岸の火事なら、それはそれで面白いかもですが。もし不倫のチャンス(?)があっても、私は真っ平です。わざわざ生活に波風立てるのもねえ。先立つモノもないし。上巻は☆2つ。もし自分のカミさんが不倫したらどうしましょ?

  • くらげ@

    (☆☆☆)乳ガンと診断された看護師の志津。彼女が治療に選んだの遠く離れた場所にいる一人の医師だった。佐倉の家庭に対する思いがひどい。それを妻のせいにして、置いていく…。

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