Product Details
ISBN 10 : 4122063345
Content Description
『万葉集』から『サラダ記念日』まで。言語学者と小説家の双璧が、文学史上の名作を俎上に載せ、それぞれの専門から存分に語り合う。日本人の場所感覚から、「てにをは」の重要性に至るまで、徹底的に追究し、日本語の本質を探る知的興奮に満ちた対談集。
目次 : 鴨子と鳧子のことから話ははじまる/ 感動詞アイウエオ/ 蚊帳を調べてみよう/ 「ぞける」の底にあるもの/ 「か」と「や」と「なむ」/ 已然形とは何か/ 「こそ」の移り変り/ 主格の助詞はなかった/ 鱧の味を分析する/ 岸に寄る波よるさへや/ 場所感覚の強い日本人/ 現象の中に通則を見る/ 古代の助詞と接頭辞の「い」/ 愛着と執着の「を」/ 「ず」の活用はzとn/ 『万葉集』の「らむ」から俳諧の「らん」まで/ 「ぞ」が「が」になるまで
【著者紹介】
大野晋 : 1919年、東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。専攻は国語学。恩師橋本進吉博士の上代特殊仮名遣の研究を発展させた「上代仮名遣の研究」がある。学習院大学名誉教授。2008年、死去
丸谷才一 : 1925年、山形県鶴岡市生まれ。東京大学文学部英文科卒業。小説、評論、翻訳、エッセイと幅広い文筆活動を展開。2012年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Haruka Fukuhara
読了日:2017/03/08
りやう
読了日:2017/01/28
猿田康二
読了日:2017/08/27
原玉幸子
読了日:2020/02/07
はちめ
読了日:2017/07/30
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