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ISBN 10 : 4022952628
Content Description
民主主義はなぜ後退しているのか?人類の叡智をもってすれば克服できると考えられていた諸問題は、グローバルに発生し続け、とらえどころのない不安と恐怖を拡大させている。人口爆発、食糧・エネルギー危機、格差による社会の分断は世界各地で広がっている。長期化するウクライナ戦争、中東での衝突に世界は手を打つことができない。独裁国家の台頭、民主主義の機能不全とポピュリズムによって危機が加速する中、連帯と信頼を取り戻すにはどうすればよいのか。民主主義と自由主義の今後を大予測。
目次 : 1 第3次世界大戦への危機―ウクライナ戦争から見る民主主義(イアン・ブレマー)/ 2 「寛容」が損なわれる世界―リベラリズムの危機(フランシス・フクヤマ)/ 3 衰退期に差し掛かるアメリカ―岐路に立つ民主主義の二面性(ニーアル・ファーガソン)/ 4 「文明の衝突」は終わらない―歴史を進歩させるダイナミズム(ジョセフ・ナイ)/ 5 社会規範に根ざしたバランス感覚―国家権力と社会のあり方を浮き彫りにしたパンデミック(ダロン・アセモグル)/ 6 日本人にイノベーションは起こせるか―“Think Bigger”―誰もが使える体系的アプローチ(シーナ・アイエンガー)/ 7 民主主義の後退はなぜ起きているのか―自らの失敗を忘れたアメリカ(ジェイソン・ブレナン)
【著者紹介】
大野和基 : ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年、米国滞在。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。帰国後も海外取材豊富。世界的な識者への取材を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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