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民主主義の危機 Ai・戦争・災害・パンデミック--世界の知性が語る 地球規模の未来予想 朝日新書

大野和基

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952622
ISBN 10 : 4022952628
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

民主主義はなぜ後退しているのか?人類の叡智をもってすれば克服できると考えられていた諸問題は、グローバルに発生し続け、とらえどころのない不安と恐怖を拡大させている。人口爆発、食糧・エネルギー危機、格差による社会の分断は世界各地で広がっている。長期化するウクライナ戦争、中東での衝突に世界は手を打つことができない。独裁国家の台頭、民主主義の機能不全とポピュリズムによって危機が加速する中、連帯と信頼を取り戻すにはどうすればよいのか。民主主義と自由主義の今後を大予測。

目次 : 1 第3次世界大戦への危機―ウクライナ戦争から見る民主主義(イアン・ブレマー)/ 2 「寛容」が損なわれる世界―リベラリズムの危機(フランシス・フクヤマ)/ 3 衰退期に差し掛かるアメリカ―岐路に立つ民主主義の二面性(ニーアル・ファーガソン)/ 4 「文明の衝突」は終わらない―歴史を進歩させるダイナミズム(ジョセフ・ナイ)/ 5 社会規範に根ざしたバランス感覚―国家権力と社会のあり方を浮き彫りにしたパンデミック(ダロン・アセモグル)/ 6 日本人にイノベーションは起こせるか―“Think Bigger”―誰もが使える体系的アプローチ(シーナ・アイエンガー)/ 7 民主主義の後退はなぜ起きているのか―自らの失敗を忘れたアメリカ(ジェイソン・ブレナン)

【著者紹介】
大野和基 : ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年、米国滞在。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。帰国後も海外取材豊富。世界的な識者への取材を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    世界の知性が何を語るかと期待して読んだが、全く心が躍らないのは読み手の側の問題だろうか。ロシアや中国などの国際情勢や、トランプ氏復活をめぐる米国の危機に関するコメントばかりで、民主主義の本質に迫る議論にならない。唯一、アセモグル博士が豊かさや繁栄の本質を問い、ブレナン博士がエピストクラシーを提言したことを除けば。これは聞き手の責任だと思う。「民主主義は最悪の政治形態。但し過去に試された他の全ての政治形態を除いて」というチャーチル氏の言葉を引用するような姿勢では「民主主義の危機」という議論になるはずがない。

  • Melody_Nelson

    アメリカ大統領選が近づいていることもあり、トランプ体制を憂う知識人たち。さらにはプーチン、習近平と、権威主義大好きな人たちが大国のリーダーという現代の悲哀。ただ、そうした政治的な話の他に、ニーアル・ファーガソン氏が言及した大地の危機(地震とか火山とか)に興味を持った。確かに気候変動についてはグローバルに取りざたされているけれど、最近頻発している地震や火山噴火にももっと注意を払うべきだろう(日本などは払ってるけど)。あとは、ジョセフ・ナイ氏がいう「ソフトパワー」の重要性というにも納得。

  • 白いカラス

    私の周りでもロシアや中国の政治体制の方が良いのではないかという声が聞こえてくることがある。しかし、チャーチルが述べているように民主主義は最悪の政治形態であるかもしてないが過去に試された政治形態よりは良いと私も思う。確かに民主主義の後退が起きているかもしれないが、起きているかどうかは議論の余地があるのではないか?

  • セシリア

    7名の研究者たちが、現在そして未来の世界について、それぞれの立場で持論を展開。多様化して目まぐるしく変わる時代にあって、自分の頭でしっかり考え大切なことを見失わないようにしたい。

  • takao

    ふむ

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