Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784622097525
ISBN 10 : 4622097524
ISBN 10 : 4622097524
Format
:
Books
Release Date
:
November/2025
Content Description
「日本の自然」は自然そのものではなく、文化的に構築されてきた。それはいかにしてつくられてきたのか。古代日本では稲こそが自然であり、収穫の秋はかなしみではなく喜びの季節だった。『万葉集』『古今集』の生んだ四季。武士の枯山水。江戸時代の版画における富士山、水田、桜。こうした表象をある意味「国有化」し、軍国主義に利用した近代。そして「自然」を消費する現代へ。「自然」という作為を人類学の視座から描く。
【著者紹介】
大貫恵美子 : 神戸市生まれ。甲南小学校、甲南女子中学校・高等学校、津田塾大学卒業。1968年、ウィスコンシン大学人類学博士号取得。ウィスコンシン大学ウィリアム・F・ヴィラス研究専任教授。アメリカ学士院正会員(1999年より)。La m´edaille du Coll`ege de France(2014年)。瑞宝中綬章(2020年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
