Product Details
ISBN 10 : 4480072144
Content Description
地域社会の過疎化による仏教の衰退が問題化する一方で、二〇〇〇年代以降、仏教界では新しい世代による「仏教の社会活動・文化活動」の波が訪れている。本書では、子育て支援、アイドル育成、演劇活動、NPOとの協働、貧困問題、グリーフケア、ビハーラ(仏教版ホスピス)などの多種多様な活動を取り上げ、その社会活動の最前線を、当事者と研究者が協力して紹介する。現代社会に寄り添う仏教の新たな可能性を探る。
目次 : 第1章 なぜ、お寺が社会活動を行うのか?/ 第2章 貧困問題―「おてらおやつクラブ」の現場から/ 第3章 アイドルとともに歩む―ナムい世界をつくろう/ 第4章 子育て支援―サラナ親子教室の試み/ 第5章 女性の活動―広島県北仏婦ビハーラ活動の会/ 第6章 グリーフケア―亡き人とともに生きる/ 第7章 食料支援と被災地支援―滋賀教区浄土宗青年会のおうみ米一升運動/ 第8章 NPOとの協働から、終活へ―應典院の二〇年と現在、これから/ 現代仏教を知るためのブックガイド
【著者紹介】
大谷栄一 : 1968年東京都生まれ。佛教大学社会学部教授。博士(社会学)。専門は宗教社会学、近代仏教研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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