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バブルと資本主義が日本をつぶす 人口減と貧困の資本論 ちくま新書

大西広

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076472
ISBN 10 : 4480076476
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
大西広 ,  

Content Description

株価の乱高下、不動産高騰と地方衰退。近代英国労働者のような低賃金と貧富の差。労働力不足と未曾有の人口減少。令和バブル崩壊で露呈する資本主義の限界とは。

【著者紹介】
大西広 : 1956年生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士(京都大学、89年)。立命館大学経済学部助教授、京都大学大学院経済学研究科助教授、同教授、慶應義塾大学経済学部教授を歴任。慶應義塾大学・京都大学名誉教授、世界政治経済学会副会長。著書に『ウクライナ戦争と分断される世界』(本の泉社、国際アジア共同体学会岡倉天心記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まゆまゆ

    実体経済から乖離して株価と地価の上昇が続く現在の日本経済はバブルである、としてバブル発生の原因である資本主義が若者の貧困を招き、結果として人口減少を招いていることを警告する内容。平等主義を声高に主張すると反発される現状ではますます資本家による搾取が続く……のだろうか。

  • 小鳥遊 和

    マルクス経済学者の主張は、森永と同じく言いたい放題で面白い。資本主義の問題点をずばずば指摘する。ただ著者の議論は「日本の人口減の原因は中間層没落」という常識に立脚している点が残念だ。この常識は近藤絢子の実証研究で否定されたのだから。「金融緩和で物価が上昇し実質賃金は低下する」というグラフは良いが、日本だけの現象で他の先進国にはあてはまらない。「金利低下で、預金する庶民は不利益を被り土地と株が上がり資産家が儲かる」仕組みはわかり易い。山田博文『国債ビジネス』を紹介しているのも良い。MMT批判は簡略すぎた。

  • ゆーみん

    穿った物の言い方が鼻につくため、あらゆる主張が偏見でしかないと思ってしまい、それが残念。資本主義社会の下では資本家側に立つことが経済的に有利であるとは小生も思う。資本家に企業の経営陣も含まれるのであれば、労働者が資本家に搾取されているのは今も昔も変わらないのも事実だと思う。だからと言って、資本主義から共産主義へというのはよくわからない。共産主義はソ連が崩壊したように失敗した社会システムである。これを持ち出すのであれば、どのように導入するのか主張すべきであろう。

  • Yoritoku Nakagawa

    世の中には裕福な資本家と貧困な労働者しかいないという前提はあまりにも偏り過ぎている。

  • takao

    ふむ

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