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神聖喜劇 第5巻

大西巨人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344012479
ISBN 10 : 434401247X
Format
Books
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「剣ざや摩り替え」事件は、冬木に犯人の嫌疑が集まる。彼の前歴の正体を知った東堂だが、橋本らの証言から真犯人の存在を確信する…。「日本文学の金字塔」を完全漫画化。大きな転回点の接近を待つ第5巻。

【著者紹介】
大西巨人 : 小説家、批評家。1919年福岡県生まれ。1949年、『精神の氷点』でデビュー。近年は、インターネット・サイトでの作品公開も行なっている

のぞゑのぶひさ : 漫画家。1949年佐賀県生まれ。三歳の頃、関西へ移り、以後ほとんどの期間を京都で育つ。大阪で色々な職種、職業を経験。その後、体を壊し、「自分に出来る仕事は絵を描くことしか残っていない」と決心。東京で一人、投稿生活を始める。四年目に『木金堂主人』でデビュー

岩田和博 : 演出家、プロデューサー。1947年京都府生まれ。大学卒業後、サラリーマンとなるが、続かず三ヵ月で独立。その後、ファッション・ショー演出家として実績を重ね、現在では、地元・京都での数々の記念行事・催事をはじめ、国内外における様々なイベントを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きいち

    信じられないほどのネームの量だけれど、もはやそれも快感でしかない。あと残り一巻なんだから、普通のスピードじゃもったいない、もう夜中にじっと腰据えて読む。生源寺、鉢田と好きなキャラも登場し、皆がそれぞれ、組織のなかで当然視されていることへの少しずつの闘いをすすめていく。それは、敵役だったはずの大前田の「一種の公明正大な精神の活動」をも生んでいく。マンガのなかでキャラを越えて伝染していくような、運動の感覚が味わえる。◇解説は階級、学歴、教養論の大物、高田理恵子。「私は厳原閥かも?」という疑いはさすがの着眼だ。

  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    う〜ん…面白いとしか言えないなぁ。軍隊内でのちょっとした事件に絡む背景。差別問題や主人公の思い出、人間観察。大事件は今のところひとつも無いのに、些細な事が大問題なのは集団生活をしてきた者にはつくづくリアリティがある。こういう集団生活もの(例・花輪和一『刑務所の中』、吾妻ひでお『アル中病棟』、新撰組ものなんかもそうか)というのは大好きである。人間、集団になるとろくな事はない。

  • FK

    小説第四巻「第七部 第二 歴世」の50ページほどだけはマンガ化されてない。また「第七 早春」の最後の一部としてマンガ化されているが、実は小説では第五巻の始めに書かれている内容を含んでいた。編集上のことか。なお小説版の解説はネタバレをおそれ読まないできているが、マンガの「解題」の方は、そのおそれなしと思いこんで読んでしまっている。今回、第五巻にして私的には初めて「ネタバレ」に気付かされ、しまったと思った次第。うっかりしていた。

  • 小川一輝

    解説を読んでいて気付いたこと。この作品を軍隊という論理と非論理がぶつかる場として読んでいたが、「被差別部落」という問題の浮上によって厳格な組織という「非日常」において浸食される「日常感覚」とそれでものうのうと軍隊に浸食してくる「日常的嫌悪感」=「差別」「派閥」に対する「論理」の勝ち無き勝負なのだ。「権力」と結びつくことでさらに嫌らしく襲ってくるものは現在においてより存在感を増している。

  • 絵具巻

    文京区立根津図書館で借りました。

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