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ISBN 10 : 4634591537
Content Description
学校教育で学んだ宗教についての理解は、必ずしも正しいものとは限らない。本書では、日本史をメインに世界史・公民も含めた教科書記述を取り上げつつ、宗教に関する議論の最前線を紹介し、歴史を通じて宗教を捉えなおす。
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〈目次〉
序 大西信行
総論――本書を貫く視点 佐藤雄基
第1部 日本宗教史の現在
1 縄文時代の精神文化 山田康弘
2 仏教伝来、神仏習合をどう捉えるか 吉田一彦
3 鎌倉新仏教史観の破綻と教科書叙述 平雅行
4 キリスト教はなぜ禁じられたのか 岡美穂子
5 近世宗教史像の更新 上野大輔
6 「国家神道」再考――「国家神道」像と教科書記述 平山昇
第2部 社会科の中の宗教
1 科学と宗教 野澤聡
2 分極化する現代世界――米国、欧州、イスラエルからみる政治と宗教 加藤喜之
3 世界史の中の宗教――『旧約聖書』とネストリウス派を例に 長谷川修一
4 公民教育と宗教――国際教育をもう一歩進めるために 藤原聖子
第3部 教室で語る宗教
1 教科書記述の変遷――『詳説日本史』における「仏教」記述について 奈須恵子
2 高校生のイスラム教への「偏見」をどう克服するか――歴史総合・世界史探究の試練 川島啓一
3 日本史探究で宗教を読み解く――中世の神仏習合を題材として 大西信行
【著者紹介】
大西信行 : 中央大学文学部特任教授
佐藤雄基 : 立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さとうしん
読了日:2025/10/27
©うめい
読了日:2025/08/31
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