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たかしとお花ぎつね

大石真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569686691
ISBN 10 : 4569686699
Format
Books
Release Date
March/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大通寺の「お花ぎつね」のエピソードを交えつつ、滋賀県長浜市の春を彩る長浜曳山祭りの「子ども歌舞伎」の様子を描く絵本。二人の大家による制作途中の絵本が、井口文秀氏長女の補筆によって今甦る。

【著者紹介】
大石真 : 1925〜1990年。埼玉県生まれ。早稲田大学在学中より早大童話会に属し童話を創作。卒業後小峰書店に入社、児童図書編集者として活躍。編集長を経て作家活動に入る。「びわの実学校」同人。「風信器」で日本児童文学者協会新人賞、『見えなくなったクロ』で小学館文学賞を受賞する

井口文秀 : 1909〜1992年。富山県生まれ。14歳で絵の道を志し83歳で急逝するまで、絵本、児童書さし絵の世界で活躍。1952年小学館児童出版文化賞(第一回)、1979年『ふうれんこのはくちょうじいさん』(小峰書店)でサンケイ児童出版文化賞・よみうり絵本にっぽん大賞等を受賞

向井康子 : 1935年東京都生まれ。女子美術大学芸術学部洋画科卒。春陽会会員。1958〜60年童画会展にて奨励賞、1965年春陽会賞を受賞。個展・グループ展多数。井口文秀氏長女。1961年高岡市立美術館にて父井口文秀氏との親子展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遠い日

    滋賀県長浜市に伝わる曳山祭りを題材に、土地に残るお花ぎつねの民話をプラスしたお話。曳山の上で、子どもたちが歌舞伎を演じる伝統的なお祭り。演目を集中的に稽古し、全国から集まるお客さんの前で熱演する。おばあちゃんから聞かされたお花ぎつねの話は、どこかユーモラスで、どこか儚い。祭りの喧噪と終わった後の物淋しさとが、印象的。お花ぎつねは誰かの心のなかで生き続ける。

  • ツキノ

    図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・19 琵琶湖のほとり滋賀県長浜市のおはなし。大通寺に住んでいるお花ぎつねのエピソードの後に、長浜曳山まつりが描かれている。たかしは子ども歌舞伎で「鬼一法眼 三略巻 菊畑」のお姫様を演じる。もしかしてお花ぎつねが…?という含みがいいな。

  • 絵具巻

    文京区立根津図書館で借りました。

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