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ISBN 10 : 4408421235
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約150年続いた戦国時代を制して開かれた徳川幕府。この時代の礎を築いた初代将軍家康は、徳川家の世襲支配を確固たるものとするため、わずか2年で将軍職を子・秀忠に譲り、自らは大御所として政権基盤を盤石なものにした。しかし、その後の将軍継嗣に際しては、幕臣と大奥が絡む権力争いが起こるようになり、さらには徳川御一門の力関係も作用して、予想外の人物が将軍となっていった…。乱世の覇者・家康から大政奉還を決意して慶喜までの多彩な「将軍」から「江戸時代」を知る!
目次 : 第1章 幕府誕生―家康・秀忠・家光の時代(“初代・家康”泰平の世を築いた戦国最後の勝者/ “2代・秀忠”“守り”の仮面に牙を隠したデキる2代目/ “3代・家光”果断と執拗さを併せ持つ“生まれながらの将軍”)/ 第2章 繁栄の江戸―家綱・綱吉・家宣・家継の時代(“4代・家綱”幕府組織と老臣に守られた箱入り息子の治世/ “5代・綱吉”猛き母の思惑に縛られ続けた犬公方/ “6代・家宣”儒教的理想政治を実現させた養子将軍/ “7代・家継”“大人”たちの思惑に翻弄された悲劇の少年将軍)/ 第3章 幕府の転換期―吉宗・家重・家治・家斉・家慶の時代(“8代・吉宗”幕府財政の再建に尽力した江戸幕府中興の祖/ “9代・家重”意外なたくましさを発揮した吉宗の息子/ “10代・家治”趣味の世界に没頭した不幸続きのインテリ将軍/ “11代・家斉”歴代最長の在職期間のなかで乱脈政治を展開したオットセイ将軍/ “12代・家慶”先代のツケを払わされ続けた“そうせえ様”)/ 第4章 江戸幕府の崩壊―家定・家茂・慶喜の時代(“13代・家定”列強の脅威に敢然と立ち向かった“不思議将軍”/ “14代・家茂”多忙のなか、志半ばにして斃れた青年将軍/ “15代・慶喜”幕末情勢のなかでメッキが剥がれた英邁の大君)
【著者紹介】
大石学著 : 1953年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。同大学大学院修士課程修了。筑波大学大学院博士課程単位取得。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授、東京学芸大学教授などを経て、東京学芸大学名誉教授。また、NHK大河ドラマなどテレビや映画時代劇の時代考証でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どんきー
読了日:2023/02/05
lalala
読了日:2023/03/21
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