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あさいち かがくのとも絵本

大石可久也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834002669
ISBN 10 : 4834002667
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

朝市は、海でとれたもの、畑でとれたものを持ちよる商いの場。そこには潮のかおりと土のにおいがたちこめていて、人びとにとって楽しいおしゃべりと社交の場でもあります。石川県「輪島朝市」の活気ある風景を描いた、1980年刊行の本作品。令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の、一日も早い復興への願いを込めて復刊します。本作品の利益は、能登半島地震災害義援金として、日本赤十字社に寄付いたします。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mana

    朝一にお店を出す人たちは、朝早くから動きます。接客だけじゃなくて、立ち話したりもしています。言葉が方言なので、まるで昭和の能登へタイムスリップしたみたい。寒い冬だけど、人情深くてあたたかい。

  • とよぽん

    知人から復刊のことを聞いて。今日、すぐ買いに行った。残り2冊で、手に入れることができてよかった。何とも味わいのある絵、素朴で温かい会話のやり取りで、輪島朝市のおばあさんたちの姿が臨場感たっぷりに描かれている。多くの人に買って読んでほしい!

  • 花ママ

    1980年刊行の絵本。昔から続く朝市の活き活きとした様子が描かれています。学生時代に旅行で友人と朝市を見学したことも思い出されます。能登半島地震で火災に見舞われ、あとかたもなく焼け落ちた朝市通りの姿に胸が痛みました。同じような地震にあったものとして、1日も早い生活の復旧を願わずにはいられません

  • よこたん

    “もう なんねん こうして すわっとるやら。ああ うれた、よかったな、で まいにちが すぎてしもうわ。” この絵本の語りは、輪島・朝市の人びとだ。40年以上前の絵本を復興支援のためにと、このたび復刊。おば(あ)ちゃんたちが大活躍の朝市様子を、素朴な筆致で描かれているところに、お国言葉丸出しの会話が絶妙に乗っかかり、臨場感がいっぱいで楽しい。子持ちの赤ガレイを買って、炙って食べたくなる。海のもの山里のもの家で加工した自慢の品、ほっかむり姿のおばちゃんたち。こんな風景をいつの日かまた見られますようにと願う。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    朝早くから雪と水の冷たさでかじかむ手を動かし、野菜を採ったり、家族の漁の成果を待つ女性達。彼女たちは朝市にそれらを持っていき、市を開く。朝市を準備する前に雪掻きからは冬国ならではだな〜。買う気のない返事にぽんぽんと言い返す逞しさと同時に買ってくれた人におまけを奮発したり、最後の一個を宣言して気持ちよく、売り切ろうという気概や残ったものを交換する人情味が微笑ましい。だからこそ、読み終わってから能登大震災での朝市のあの光景が蘇り、泣いてしまった。この変わらない朝の、かけがえのない光景が戻りますように・・・。

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