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クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座 キイ・ライブラリー

大矢博子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488015459
ISBN 10 : 448801545X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

没後45年を経ても変わらぬ人気を保ち続ける、ミステリの女王アガサ・クリスティ。大人気カルチャー講座「アガサ・クリスティを読む」の講師である書評家が、名探偵、舞台と時代、人間関係、そして騙しのテクニックに焦点を当て、各章でおすすめ作品を紹介しながら魅力を丁寧に語る。「読者をいかにミスリードするか」の章では、驚くべきテクニックをじっくり解説。この一冊でクリスティのすごさを実感できる、入門に最適な一冊!

【著者紹介】
大矢博子 : 1964年大分県生まれ。書評家・文芸評論家。ミステリや時代小説などエンターテインメント小説をメインにした新聞・雑誌への書評寄稿のほか、多数の文庫解説を執筆。ブックナビゲーターとして中京圏のラジオ出演やイベント司会などでも活躍中。翻訳ミステリー名古屋読書会主宰。2018年から栄中日文化センターにて講座「アガサ・クリスティを読む ミステリーの女王 その世界と魅力」を担当し、人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    クリスティの入門書と銘打っているが、実質的に作家の伝記も兼ねているため愛読者が読んでも面白く楽しい。半世紀以上も書き続けただけに、その作品には近現代英国史やクリスティ個人の経験が反映している点を解明していく。取り上げる事件の舞台や時代状況の変遷、ポワロやマープルら探偵役の造形が変化した事情を戦争と大英帝国崩壊、離婚や再婚などが執筆に与えた影響を少しずつ知っていき、ミステリの女王である前に激動の20世紀を生きた英国人女性の生きた証を見ていたとわかってくる。クリスティを読むのは英国を理解することだと言えよう。

  • あっちゃん

    クリスティ大好きだけど知らない事だらけ(笑)作品だけでなくキャラクター設定の話とかトリビア多数!まぁ、そんなことを知らなくてもクリスティはメチャ面白いけどね( ̄ー ̄)

  • sofia

    中2で初めて『そして誰もいなくなった』を読んで以来、学生時代は赤いハヤカワ文庫をよく読んだ。こちらはクリスティーの名作入門講座。よくまあネタバレしないでこれだけ興味深く書くなあ。映画化されたり有名な話以外、犯人は忘れているが、あの時代の「色」やクリスティーのすごさは永遠。

  • M H

    絶えることなく出版されていそうなクリスティ関連本。本書は入門書的な立ち位置で、ユーモアをまじえた軽妙な語り口。かわいらしい装丁もキャッチーさに一役買っている。中身に関しては後半になるほどクリスティ作品のテクニック、面白さの核心に近づいて最後は「シタフォードの謎」「殺人は容易だ」のネタを注意喚起の上で割って読み解き。両方未読だけど気になって読んじゃったよ、てへっ。総じてクリスティの魅力を再確認できてとても良かった。入門書に向いているかは謎。

  • もえたく

    『オリエンタル急行の殺人』『アクロイド殺し』ぐらいは読んでいても、沢山ありすぎて何から読めばいい?人向けのクリスティ入門書、と銘打たれてますが、惹句が巧くて、アレもコレも読みたくなってしまった。ポアロとミス・マープルだけじゃないミステリの女王の魅力。ますます、積読本が増える贅沢な悩みが。

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