Product Details
ISBN 10 : 4434130919
Content Description
字体は「文字の骨組みの概念」である。横線を三本書けば「三」、縦線を三本書けば「川」などという概念、これを「字体」という。では横線ではなく点が縦に三つ並んでいたらどうだろう。「三」と読める人もいるし読めない人もいる。概念には個人差があるのだ。文字が誕生してから現代まで、人々はどんな字を読み、書いてきたのか。現在書いている字体はどのように決まったのか。詳細な資料を挙げて字体を読む。
目次 : 第1章 骨組みの土台(字体って何?/ 正字体って何?/ 字体の三つのベクトル ほか)/ 第2章 文字いぢり(さいたま市の「さ」/ 「葛飾区」と「葛城市」と「葛城ミサト」/ 左右に伸ばすのは一字に一カ所 ほか)/ 第3章 資料編(『漢字要覧』の別体/ 『漢字整理案』の「許容体案」「漢字整理案の説明」/ 当用漢字表 ほか)
【著者紹介】
大熊肇 : 1960年(昭和35)埼玉県春日部市生まれ。出版デザイナー。八歳から書道教室に通う。のちに印刷文字に興味を持つ。専門学校桑沢デザイン研究所・リビングデザイン研究科・グラフィックデザインコース卒業。道吉デザイン研究室を経て独立。現在、有限会社トナン代表。毛筆のロゴや篆刻も制作する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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