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物語介護保険 下 いのちの尊厳のための70のドラマ

大熊由紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000253086
ISBN 10 : 4000253085
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan

Content Description

介護保険制度はどのように誕生し、導入の過程においてどんなドラマが繰り広げられたか。綿密、広範な取材に基づき、介護・介助の問題の諸相、日本の福祉が直面する現実を浮き彫りにし、日本人の生のあり方を問う。

【著者紹介】
大熊由紀子 : 東京大学教養学科卒業後、朝日新聞社入社。女性初の論説委員として、医療、福祉、科学、技術分野の社説を17年間担当。大阪大学大学院教授を経て、国際医療福祉大学大学院教授。障害者欠格条項をなくす会共同代表。福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット・志の縁結び係&小間使いを名乗り、ホームページや「えにしメール」で幅広いネットワークを実現。実践的な問題提起を続ける。ノーマライゼーション思想の誕生と広がりを描き、日本の福祉を変えたと評価された『「寝たきり老人」のいる国いない国―真の豊かさへの挑戦』(ぶどう社)をはじめ、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すのす

    上下巻を通読した。人と人の出会いや、いろんな関係者の協力があって、介護保険制度が立ち上がったということがよくわかった。個人的には、上巻で語られる、「寝たきり老人」問題など、介護保険の制度化前の日本の老人福祉・介護の実態が衝撃的だった。そして、現場の方がどれだけ痛切な問題意識を持って考え行動されてきたか。そういった現場の方とも協力して、個人の尊厳のために何ができるかを考え、カタチにするために格闘する仕事は、困難だけどもとても貴いと感じた。この分野に携わることができる自分は幸運だと思うし、また責任も大きい。

  • A.Sakurai

    上巻で介護保険の構想と企画と設計がほぼ網羅され、下巻では実装の話が中心だ。ところが法案が具体的に動き出した1990年代後半から2000年は戦後の自民党単独政権から非自民連立、自社さ政権、自自へとめまぐるしく政治が動いた時期だ。政治情勢で右往左往はあるのだが、むしろそれが好機となって構想通りの制度となった。面白いものだ。★日本らしくないと感じたケアマネなのだが,エピソード2つ程度であまり深くは触れられていない.

  • MANGA

    2000年にできた介護保険成立までたいへんだったのね。

  • Akio Kudo

    ★★★ 読みやすさは評価できる。介護保険の欠陥があっても介護の社会化に貢献したのは事実だが、それでも社会保障費の切り捨ての方便にされたことも論じて欲しかった。、

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