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社会思想家としてのラスキンとモリス

大熊信行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846003807
ISBN 10 : 4846003809
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan

Content Description

民衆世界の原像を描き出した社会思想史研究の金字塔!社会主義思想を醇化し、すべての人の心情に受け容れられるものとした二人の思想家を、あざやかに彫琢した処女作。甦る幻の名著、77年ぶりの復刊。

目次 : 1 社会思想家としてのラスキンとモリス/ 2 『社会思想家としてのラスキンとモリス』補綴(ジョン・ラスキンの工芸美術理論/ ウヰリアム・モリスの装飾美術理論 ほか)/ 3 ラスキンの『ムネラ・プルヴェリス』(経済の目的/ 経済学者に対する批難 ほか)/ 4 聖ヂョーヂ組合(ラスキンのユトーピア)/ 附録 アダム・スミスの漫画化―或る読書生とその友との対話

【著者紹介】
大熊信行 : 1893年山形県米沢市に生まれる。東京商科大学卒業。小樽高等商業学校教授、高岡高等商業学校教授、東北帝国大学講師を経て、戦後、富山大学教授、神奈川大学教授、創価大学教授を歴任。山形県地方労働委員会の初代会長もつとめる。経済学博士。1977年米沢市にて歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    私にとっては高価な本。卒論を書いていた頃なので、2005−7年ぐらいだったと思う。拙稿は(2008)。社会改革者ラスキンの最も高き歴史的意義は、Stones of Veniceの作者たりしより来たるもの(15頁)。固有の価値とは生命を支持する何等か絶対の力である。物自身の中に存在する特殊なる力をいふのである(107頁)。正直は最良の政策なり。国家にあつては詐欺は何物をも得るものではない(124頁)。

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