Product Details
ISBN 10 : 4846008649
Content Description
本書は、日本の「進歩的」戦後思想と「保守的」戦後政治の宿す「虚妄」を鋭く衝いた論集。補章として、丸山真男への反批判を加え、「解題」で論文発表当時の反響を記す。
目次 : 第1部(国家対人間の基本問題―わが『国家悪』における一つの実践的帰結/ 「大日本言論報国会」とは何であったか―思想史の方法に関する一つのノート/ 祖国喪失の日本的状況―「戦後民主主義」の虚妄を衝く/ 日本民族における忠誠問題―『国家論―政治学批判』こそ今世紀最大の著作/ 愛国心について―その展望と問題点/ この制度をまず破壊せよ―国家・戦争そして人間/ わが女性史観―家庭論争を超えるもの/ 日本民族について―平和主義は個人原理を超える)/ 第2部(日本民族における兵役拒否―“平和運動”の反省から抵抗の論理へ/ 国家原理と民主原理の相剋―経済学的・軍事科学的思惟への抵抗/ 国家とは何なのか―核時代における重ねての問いかけ/ 暴力論―一つの力学的人間観/ 日米関係をどうみるか―保守政権における最大の虚妄/ 社会主義と国民主義)
【著者紹介】
大熊信行 : 1893年山形県米沢市に生まる。東京商大卒、英独米に留学。小樽高商、高岡高商教授を歴任。昭和19年東北帝大講師。戦後、山形県地労委会長、富山大学教授(経済学部長)、神奈川大学教授、創価大学教授を歴任。経済学博士。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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渋野辺
読了日:2014/10/27
くらげかも
読了日:2024/03/14
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