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ISBN 10 : 4797222905
Content Description
ボアソナードを介して日本の間接強制のモデルとされたフランスのアストラントについて、戦後、フランスにおいて、損害賠償とは別個独立の制度として確立されていく過程を明らかにし、近時改正作業が行われた日本の間接強制に示唆を与えようと試みたものである。日本の間接強制についても損害賠償とは本来別の制度とすべきことを提言し、その際に検討すべき課題を明らかにする。力作である。
目次 : 第1編 アストラント概観(アストラントの現行制度の概略/ アストラントと執行方法の関係 ほか)/ 第2編 第二次世界大戦後1972年7月5日の法律前までの判例の変遷(暫定的アストラントの発令に関する判例の状況/ 1945年から1949年7月21日の法律前まで ほか)/ 第3編 1972年7月5日の法律―アストラントの一般法の成立(提案理由及び審議概略/ 1972年法第5条 ほか)/ 第4編 1991年7月9日の法律―アストラントの改正(提案理由及び審議概略/ 1991年法第33条 ほか)
【著者紹介】
大浜しのぶ : 1985年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1987年大月市立大月短期大学専任講師。現在、近畿大学法学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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