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ISBN 10 : 448001666X
Content Description
教養が危機に瀕している。お手軽な本が氾濫し、歴史感覚の希薄化が進み、知の下方修正が止まらない。専門家の世界では知のタコツボ化が進み、他分野に無関心な研究者も少なくない。メディア環境が大きく変わるなか、教養主義のバージョンアップには何が必要なのか。気鋭の批評家が竹内洋、吉見俊哉、鷲田清一の諸氏と、教養主義の来歴、未来をめぐって対論。最終章で「来るべき教養」を展望する、比類なき書!
目次 : 第1章 現代編 「現場的教養」の時代―鷲田清一×大澤聡(リーダー・フレンドリー?/ 日常のことばで考える/ パッシブにならない/ コミュニケーション圏の外へ/ タコツボ化と総合/ のっぺりした世界に歴史性を/ アートの新しい活用法)/ 第2章 歴史編 日本型教養主義の来歴―竹内洋×大澤聡(教養主義の起源をめぐって/ マルクス主義と日本主義/ 文学部的なものの盛衰/ 丸山眞男と吉本隆明/ 卓越化から平準化へ/ 研究者の劣化スパイラル/ 「上から目線」というけれど/ 文化ポピュリズムの構造)/ 第3章 制度編 大学と新しい教養―吉見俊哉×大澤聡(「いま・ここ」を内破する知/ ジャンル混淆性の再帰的設計/ とある改革私案/ 第三の大学の誕生?/ フレーム構築力を身につける/ 専攻の二刀流主義を導入せよ/ エンサイクロペディアへの回帰/ 教養としてのアーカイブ活用)/ 第4章 対話のあとで 全体性への想像力について
【著者紹介】
大沢聡 : 1978年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部准教授。専門はメディア論/思想史。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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harass
読了日:2018/09/18
ひろし
読了日:2018/09/07
ころこ
読了日:2018/05/18
くみ
読了日:2018/09/03
いろは
読了日:2018/08/06
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