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男女賃金格差の経済学

大湾秀雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296118366
ISBN 10 : 4296118366
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

男女賃金格差縮小の企業対応が迫られている。原因と対策を、日本企業の実態に精通した人事経済学の第一人者がわかりやすく解説。

【著者紹介】
大湾秀雄 : 早稲田大学政治経済学術院教授。1964年生まれ。東京大学理学部卒業。(株)野村総合研究所勤務を経て、留学。コロンビア大学経済学修士、スタンフォード大学経営大学院博士(Ph.D.in Business)。ワシントン大学オーリン経営大学院助教授、青山学院大学国際マネジメント研究科教授、東京大学社会科学研究所教授を経て、2018年から現職。(独)経済産業研究所ファカルティフェロー兼任。東京大学エコノミックコンサルティング株式会社アドバイザー。ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会理事。専門は、人事経済学、組織経済学、および労働経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 駒場

    普段から男女賃金格差の問題意識する人には既知の内容も多いが(経路依存性や統計的差別の問題、「男性的」な定性評価が与える影響等)、この本は先行研究のみでなく、著者が実際の企業の人事データを用いて研究してきた結果を示しつつ、「実務上、自社の男女賃金格差を把握・是正するには?」を詳細に説明している。簡単なミンサー型賃金関数を用いて年齢や学歴を統制し、社内格差の根本問題を突き止める方法や、その後のKPI設定、社内人事施策等への提言がある。ある程度の規模の企業の人事部は全員読んだ方がいいかも

  • お抹茶

    実務者が自社の人事データ分析をするヒント付き。多くの国で女性の労働参加率が0.5〜0.6くらいで政府による現物支給が増加し,出生率が上昇。第一子誕生時の父親の育児休業取得は母親の就業継続確率を高めるが,その後の男性の家事育児時間の増加には長い取得期間が必要。個人間の昇進競争は男性向きで,チーム同士の競争では性差が大部分消失する。大企業の賃金関数では,年齢の1乗〜4乗,女性ダミー変数,勤続年数1乗と2乗,教育年数または学歴ダミーを説明変数に使う。未婚者間の同等級での分析で長時間労働による男女賃金差がわかる。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/2f577ffd-94cf-43a6-b9c3-a7f455b973b0

  • げんさん

    行動特性の性差が引き起こす問題:女性に比べ男性は自信過剰に陥りやすいことも広く知られている。昔、どぶろっくというお笑い芸人が、「もしかしてだけど、もしかしてだけど、それっておいらを誘ってるんじゃないの〜」と、自分の周りの女性が自分に恋愛感情を持っているのではないかと妄想するシーンを歌にしていたが、それが笑いを誘うのは、そうした自信過剰男性にだれしも覚えがあるからではないだろうか

  • チサト

    企業担当者が読むと施策や説明の根拠に使える、KPIの設定の仕方など参考になる・真に知りたいのは女性を含め良い人材を採用、育成し定着させられる職場環境を整えられているかどうか・マネジメント能力は対人関係スキルが多い、早くから磨く方が良い

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