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企業価値向上のための 経営指標大全

大津広一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478113547
ISBN 10 : 4478113548
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

経営・財務・経理・IRに関わるすべての人が知るべき経営指標の勘所を人気ビジネススクール教授が徹底解説!数多くの経営指標の中から、自社はどれを選択し、具体的な目標数値をどう設定したうえで、企業活動に邁進していくことが求められているのだろうか。本書はこのテーマに対して正面から向き合い、読者の企業経営における示唆を与え、持続的な成長の一助になることを目指したものである。

目次 : 第1部 「資本コスト経営」時代の経営指標の選び方(ゴーイング・コンサーンに求められる企業価値の最大化/ 財務指標を打ち出す経営の高まりと4つの背景/ 資本コストを定義する―3つの資本コスト/ 企業価値を創造する、経営指標のペンタゴンモデル)/ 第2部 企業価値向上のための最重要指標10(ROE―株主のための投資収益性の指標/ ROA―総資産に対する投資収益性の指標/ ROIC―特定事業にフォーカスした投資収益性の指標/ EVA―資本コストを組み込んだ企業価値算定の指標/ 売上高営業利益率―事業の競争優位性を実証する収益性の指標/ EBITDAマージン―先行投資する設備やM&Aの影響を除いた、現有資産の収益性の指標/ 売上高成長率―既存事業にフォーカスした成長性の指標/ EPS成長率―株主を向いた成長性の指標/ フリー・キャッシュフロー―企業価値の最大化をもたらすキャッシュフロー指標/ DEレシオ―財務健全性を評価する指標)/ 第3部 その他の経営指標と目標達成のための仕組みづくり(役員報酬制度で活用される経営指標/ 非財務指標・ESG指標の役割/ 企業価値向上のためのその他の経営指標/ 目標達成に向けての仕組み作り)

【著者紹介】
大津広一 : 1989年、慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。米国ニューヨーク州ロチェスター大学経営学修士(MBA)。富士銀行(現みずほ銀行)、英国バークレイズ証券、ベンチャーキャピタルを経て、2004年にオオツ・インターナショナルを設立し、代表取締役に就任。米国公認会計士。会計・財務に関わるコンサルティングや、年間40社の企業を訪問し、アカウンティング(財務会計、管理会計)、コーポレート・ファイナンスを中心に、日本語、英語による実践的マネジメント教育に従事。ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学大学院客員教授。早稲田大学大学院経営管理研究科、慶應義塾大学理工学部でも非常勤教員として指導している。東京証券取引所上場企業複数社での社外役員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • モーモー

    今年読んだ中で一番の本。各種経営指標が実際の企業の活用方法とあわせ説明されていて、非常にわかりやすい。 卵がさきかにわとりがさきかの議論はあるが、ソニーの中期経営指標の変遷は良かった。規模を追求する場合、規模から収益、事業ポートフォリオからの視点とソニーの復活が中期計画によることを説明されていていた

  • ほし

    ROEやROA、FCF、DEレシオなどの各種経営指標の意味合いと実際の活用例、またそれら経営指標が重視されるようになった背景や意義が語られています。成長、収益力、キャッシュフロー、投資収益率、資本政策の視点から、複数の経営指標をバランスよく設定する必要性があると筆者は語ります。多数の企業の実例が紹介されており、面白く刺激的な一冊でした。企業価値やWACCの考え方、算出式については最小限の説明しかされていないため、それらの知識が無い場合は別途ファイナンス入門書などで軽く抑えておいてから読むと良いと思います。

  • nekozuki

    上場企業各社が採用する経営指標について、種類とその意義をまとめた本。財務分析系の本でよく語られる分析指標がより意味合いを理解して整理できる良書だと思う。企業のビジネスモデルや置かれた立場によって重視している指標は当然異なり、そう言った背景まで含めた解説がされていることからより実務的な使用法がわかりやすい。

  • Anthony

    難しいことを簡単に説明するのは難しい。この本は経営者の目線、投資家の目線で、どう見えているのか、うまく説明していて秀逸。

  • じゅんぺい

    時間はかかったがなんとか読了。久しぶりに全部読みたいと思えた本だった。ROEやらROICやら今までファイナンスの教科書的な本で数式は理解していたけど、具体的にその設定の意図やら戦略まで落とし込めていなかったが、ファイナンスと戦略のつなぎとして本書はとても良かった。

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