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眠れぬ夜のご褒美 ポプラ文庫

大沼紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591182260
ISBN 10 : 4591182266
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一日頑張ったあなたをいたわるとっておきの「夜食」をどうぞ。想い人を待ち続ける駅で。終電を逃し、たどり着いた“秘密”の場所で。禁断のラーメンを食べに行く道中で。傷心旅行で訪れたいわくつきのペンションで。古い友人たちと定期的につどうファミレスで。「正しい食べもの」をつくり続けてきたキッチンで。おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」にまつわる人間ドラマを描く、心とおなかを温かく満たす6篇を収録!

【著者紹介】
標野凪 : 静岡県浜松市出身。2018年、第1回おいしい文学賞で最終候補となった作品を含む『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』にて、19年にデビュー。東京都内にて小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある

冬森灯 : 2018年、第1回おいしい文学賞にて最終候補となる。2020年、『縁結びカツサンド』でデビュー

友井羊 : 1981年群馬県生まれ。第10回『このミステリーがすごい!』大賞で優秀賞を受賞した『僕はお父さんを訴えます』で、2012年デビュー

八木沢里志 : 1977年千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2008年、『森崎書店の日々』でデビュー

大沼紀子 : 1975年岐阜県生まれ。脚本家として活躍する傍ら、2005年、「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー

近藤史恵 : 1969年大阪府生まれ93年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    美味しそうな表紙とタイトルに惹かれて衝動買い。近藤史恵さんの「正しくないラーメン」が良かった。たまに食べる正しくない食べ物の美味しさ😍ラーメン、お店のじゃなくてインスタントラーメンがめっちゃ食べたくなった🍜🤤

  • Karl Heintz Schneider

    八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」が良かった。恋人と別れて以来食事が喉を通らなかった明美。旅行先のペンションで想いが吹っ切れた時に真っ先に食べたいと思ったのが、おにぎり。その描写があまりにもおいしそうで同じくここのところ食欲のなかった私も久しぶりに夜にお米のご飯を食べた。暑いと麺類やパンに走りがちだけれどやっぱり日本人はコメだなと、しみじみ思った。食べれば安心感と満足感を与えてくれる。こんな食べ物はコメ以外にない。おにぎりはその究極のカタチだと思う。

  • ひさか

    季刊アスタvol.9(2023年10月号)標野凪:バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ、冬森灯:ひめくり小鍋、八木沢里志:ペンション・ワケアッテの夜食、WEBasta2024年6月友井羊深夜に二人で背脂ラーメンを、大沼紀子:夜の言い分、近藤史恵:正しくないラーメン、の6つの夜食をテーマにしたアンソロジーを2024年7月ポプラ文庫刊。八木沢さん以外はかなりソフティケートされた難解な展開に思えて。。。いや、素直に楽しむのが吉ですね。

  • machi☺︎︎゛

    全員読んだことのある作家さんで好きな作家さんばかりだからもちろん読む!夜食って聞くだけで背徳感と最後に得られる満足感でもうワクワクしてしまう。今回出てくるそれぞれの夜食もどれも美味しそうなものばかり。友井羊さんと八木沢里志さんと近藤史恵さんのが特にお気に入り。八木沢さんのに出てくるたぬきおにぎりは我が家でも大人気の簡単メニュー。お腹減ってきたけど今日は我慢しよ。

  • ぶんこ

    6人の作家さんそれぞれに面白かったです。特にいいなと思ったのが八木沢さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」と大沼さんの「夜の言い分」おにぎり1個で気持ちが救われる。確かにありそうです。美味しい物を「分け合う」っていいですね。交通事故死したフキコさんが参加している「夜食会」ともに48歳となった旧友の女性たちが深夜のファミレスに集まって『なる褒め』しあう!素敵。お互い愚痴も言うが、皆が仲間として認めあっているのが、ありそうでない集まりではないでしょうか。これ、貴重な関係だなぁ。

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