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罪深き海辺 上 講談社文庫

Arimasa Osawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062772532
ISBN 10 : 4062772531
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan

Content Description

財政破綻寸前の港町に全財産を寄付し、亡くなった大地主。六年後、遺産相続人の干場という青年が突如現れた。激化する暴力団の抗争、露見する進出企業の陰謀、そして相次ぐ不審死…。干場の登場により街に隠れていた毒虫たちが動き出す。本当の悪は誰か?定年間際の刑事・安河内が命をかけて真相に挑む。

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年、愛知県名古屋市出身。慶應義塾大学中退。’79年、小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。’86年、「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞。’91年、『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門。’94年、『無間人形―新宿鮫4』で直木賞。2001年、’02年に『心では重すぎる』『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。’04年、『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞。’10年、日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 本木英朗

    日本の現代ハードボイルド作家のひとりである、大沢在昌の長編のひとつである。もちろん俺は、今回が初めてだ。財政破綻寸前の港町に全財産を寄付し、亡くなった大地主。六年後、遺産相続人の干場という青年が突如現れた。激化する暴力団の抗争、露見する進出企業の陰謀、そして相次ぐ不審死……。干場の登場により街に隠れていた毒虫たちが動き出す!という話である。うーん、全く分からなかったけれど、別にいいかな。「定年間際の刑事・安河内」というのが探偵役だろうかね。とにかく下巻に進むしかないって。……ではでは、また。

  • 神太郎

    寂れた港町に降り立った干場という男性。かつてそこの大地主だった「殿様」と同じ苗字を名乗る男は何のためにこの地へやってきたのか。そして、干場の来訪をきっかけに町でも不穏な空気が立ち込めていき‥。会話劇が軽妙でテンポが良い。上巻は兎に角伏線をまき散らしていき、下巻で一気に改宗する流れかな?痴漢の言いがかりをつけられかっこよい登場シーンではなかった干場も上巻ラストでは何か決意を決めたように一度舞台から去る。下巻でどのような形で再登場するのか、その時物語はどこへ着地するのか?

  • ロッシーニ@めざせ正社員

    港町で続出する不審死事件。誰も彼も怪しく思えてきました。まさか、干場さんは「悪」の立場ではないですよね?ないと思いますが。下巻に続く!

  • RE:PIRO

    どうしよう・・これ結構面白いじゃないか。 これまで大沢さんって「鮫シリーズ」のようなガチガチのハードボイルドな イメージしかなかったけど、こういう少し肩の力抜けたような作品も 書けるんだなーと感心。 とにかく主人公の千場さんがミステリアスで魅力的過ぎです。 このまま後半失速しないといいなーと思いながら下巻へ!!!!

  • キングベル]世

    大地主の不審な死から6年。甥を名乗る男・干場が現れて、地元の暴力団や他所の暴力団が争いだし、もう一つの大地主や市、警察が動き出す…。事件が次々と起こる割りにはゆったりと続いていく。のほほんとした干場が次々と巻き込まれていき、真実が近づいてくるのが面白くて、下巻が非常に気になる出来。刑事の安河内も良いキャラ。完全に藤田まことで脳内映像化されるが(笑)

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