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ISBN 10 : 4621311875
Content Description
有人月探査のアルテミス計画が進められ、日本人宇宙飛行士初の月面着陸が現実味を帯びてきた昨今、月への関心は益々高まってきている。
本書は、サイエンティフィック・アメリカン誌の寄稿編集者でありスミソニアン航空宇宙社などに多く寄稿するレベッカ・ボイルにより、月の進化や地質学から、人類の進化や文化・環境への影響まで、私たちの知り得ないさまざまな情報を提示し、わかりやすく論じていく。月に影響された古代の天文学者や、ヨハネス・ケプラーをはじめとする科学革命の主要人物も紹介している。
月の重力は地球の軌道と気候を安定させ、原始の海の表面に栄養分を引き寄せ、そこで複雑な生命の進化を育んだ。月の持つ美しさはさることながら、文明や歴史的出来事に多大な影響を与えてきた満ち欠けの重要性や、月が地球上の生命をどのように形成してきたかについて科学と文化史の巧みな融合により、生物学的・文化的進化に果たした役割を解き明かす。
【著者紹介】
レベッカ・ボイル : サイエンティフィック・アメリカン誌の寄稿編集者。クアンタ誌とアトランティック誌の寄稿者。ニューヨーク・タイムズ紙、ポピュラー・サイエンス誌、スミソニアン協会刊行のエア&スペース・マガジン誌、その他多くの出版物に寄稿。また、科学ブログ「The Last Word on Nothing」のメンバーでもある。マサチューセッツ工科大学のナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー。キャリアを通じて数々の賞を受賞。自身の作品はアンソロジー集『The Best American Science and Nature Writing』に3度掲載されている。元新聞記若、元スペースキャンプ参加者、そして生涯の月愛好家。夫と2人の娘・ゴールデン・レトリバー、そして近所のツキノワグマ数頭とともにコロラド州の山に住んでいる。本書が初の著書
大森充香 : フリーランス翻訳家。翻訳修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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