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大栗先生の超弦理論入門 ブルーバックス

大栗博司

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578271
ISBN 10 : 4062578271
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

私たちは「どこ」に存在しているのか?物質の基本は「点」ではなく「ひも」とする超弦理論によって、ニュートンの力学、アインシュタインの相対性理論に続く時空概念の「第三の革命」が始まった。現代物理学における究極のテーマ「重力理論と量子力学の統合」にはなぜ「ひも」が必要なのか?「空間が九次元」とはどういうことか?類のない平易な説明の先に待ち受ける「空間は幻想」という衝撃の結論!

目次 : 第1章 なぜ「点」ではいけないのか/ 第2章 もはや問題の先送りはできない/ 第3章 「弦理論」から「超弦理論」へ/ 第4章 なぜ九次元なのか/ 第5章 力の統一原理/ 第6章 第一次超弦理論革命/ 第7章 トポロジカルな弦理論/ 第8章 第二次超弦理論革命/ 第9章 空間は幻想である/ 第10章 時間は幻想か

【著者紹介】
大栗博司 : カリフォルニア工科大学カブリ冠教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員。1962年生まれ。京都大学理学部卒業。京都大学大学院修士課程修了。東京大学理学博士。プリンストン高等研究所研究員、シカゴ大学助教授、京都大学助教授、カリフォルニア大学バークレイ校教授などを経て、現職。アスペン物理学センター理事でもある。アメリカ数学会アイゼンバッド賞、フンボルト賞、仁科記念賞、サイモンズ賞、アメリカ数学会フェロー。朝日新聞WEBRONZAの執筆や市民講座などで科学アウトリーチにも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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壮大なる超弦理論を、とてもわかりやすく解...

投稿日:2019/01/14 (月)

壮大なる超弦理論を、とてもわかりやすく解説してくれている入門書です。どうしても数学の知識が必要となるこの分野ですが、とにかく面白くて読みやすいので初心者の人でも楽しめる本だと思います。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    僕らが住んでいるこの空間は3次元の様に感じられるがそうとは限らないという。世界を構成する素粒子は、短い弦の振動の結果だという。5つ現れた異なる弦理論は一つの重力理論の5つの特殊解にすぎなかった。弦理論はたびたび壁にぶち当たり、使えない理論に格下げされつつ、壁を克服して蘇った。超対称性粒子がみつかれば、弦理論の正しさがより脚光を浴びるかもしれない。僕らが信じていた以上にこの世界は広かったわけだ。空を見上げながら思う。宇宙ってなんて大きいんだろう。でも宇宙もより大きな次元世界のごく一部だったわけだ。

  • トムトム

    何回か読めば、超弦理論が分かるような気がしてきました!図書館本だけど、購入決定です。とはいえ、一度読んだだけではまだモヤっとしています。時間をおいて、また読んでみます。

  • WATA

    超弦理論。それはこの世の全てを「9次元の弦の振動」で説明しようとする理論。本書は、そんな常識に反する理論がどうして生まれたのか、なぜ超弦理論を使うと世界が9次元であると言えるのか、そして超弦理論と重力・素粒子・ブラックホールとの関係について、ていねいに説明した本。ある程度、宇宙論や素粒子を知っている人向け。高次元の世界という難しいテーマの本のため、これだけ分かりやすく書かれていても、全てを一度に理解することはできなかった。またしばらくしたら再読して、この超弦理論を深く理解できるようになりたい。

  • MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

    kindle本。付録のオイラーの式にはまり、久しぶりに、図書館で物理と数学の本を読み漁りました。ネットでも検索。無限大と無限小では数学的にも現実世界とは異なる不思議な事が起こるのだと、知的興奮を味わいました。大栗先生の本は何冊か読んだけど、これが一番興奮しました。

  • gonta19

    2013/8/23 Amazonより届く。2014/2/7〜2/21大栗先生の超弦理論。物理学を志して大学に入ったものの才能のなさに断念した自分には縁の無かった超弦理論であるが、流石大栗先生、数式をあまり使わずわかりやすい解説であった。私の昔からの持論に、頭の良い人は比喩が上手い、というものが有るが、金融に例えた話は分かりやすく目ウロコであった。とは言うものの九章あたりからは、話が抽象的過ぎて難しかった。化学にぶたいを移して良かったなぁ。

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