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日本の経済投票 なぜ日本で政権交代が起こらないのか?

大村華子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641149564
ISBN 10 : 4641149569
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人びとは選挙の際に経済状況をどの程度評価して投票しているのか。本書は,実際に経済投票が日本で行われてきたのかを1960年代〜2010年代の世論調査・実験データを用いて明らかにする。また政権交代が起こりにくい現状に経済投票からアプローチする。

【著者紹介】
大村華子 : 現職:京都大学大学院法学研究科教授。略歴:1980年生まれ。2011年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。研究分野:政治学、政治経済学、公共政策、政治行動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Go Extreme

    経済投票 不平の非対称性 否定性バイアス 悪い情報への反応 社会志向経済評価 個人志向経済評価 経済ニュース報道の影響 党派性の強い影響力 内閣支持率 不支持率 所得と投票行動の関係は弱い 経済評価は投票選択を決めるか PMRの影響は限定的 コンジョイント実験 投票メカニズム 与党を選ばない 不満の表明 野党も選ばない 投票棄権という選択 政権交代を阻む壁 時系列データ分析 否定的な経済評価の重み 無党派層の動向 野党への期待感の欠如 日本の有権者の選択パターン 政治への不参加 経済と政治の複雑な関係

  • 雷電爲右エ門

    「経済投票」という枠組みからなぜ政権交代がおこらないのか、データに基づき有権者の実像に迫ろうとする。本書の分析の結果、日本の有権者はPMR(党派性に動機づけられた推論、=支持与党の政策は経済実態に関わらず好意的態度をとる)の影響はとても低く、そもそも与党派(本書に従い与党派・無党派・野党派と書く)は否定的な経済情報に触れるとすぐ支持から離れる傾向があるようだ。これはネット上の党派的な言説を見ているとかなり体感的に異なるのではないか、と思う。

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