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お金の流れで読む日本の歴史元国税調査官が「古代-代史」にガサ入れ 中経の文庫

大村大次郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046020024
ISBN 10 : 4046020024
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

本書では、歴史に精通した元国税調査官が「日本の古代〜現代史」に“ガサ入れ”します。歴史上の謎も「お金の動き」を読み解くことでどんどん解決、新発見も満載です。歴史を動かしているのは「人」ではなく「お金」―こんな視点を持つだけで、日本史の全体像がすっきりと、立体的に頭に入ってきます。

目次 : 第1章 古代から日本は“技術立国”だった!/ 第2章 武家の台頭―これは社会経済の大変革だ/ 第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ/ 第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?/ 第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」/ 第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか/ 第7章 太平洋“経済”戦争!当事者たちの懐事情は?/ 第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

【著者紹介】
大村大次郎 : 元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、テレビの監修等で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Y2K☮

    名著。近代史の教育にはこの経済的視点をもっと盛り込むべき。史観が右でも左でもないのがいい。経済封鎖で日本を追い込んで開戦に至らせたのはアメリカの側と明記し、その上で日本の見通しの甘さに言及。これだよ。この当時の状況に基づくバランス感覚。また戦前の日本は現代以上の格差社会で、特に農村の困窮は深刻だった。軍はその不満解消の期待を背負い、故に満州事変も国連脱退も国民は歓迎した。戦争でも領土拡大でもして我々の暮らしを改善してくれと。人の弱さと経済の重要性を理解して歴史を学べば、現代のISへの対応策も浮かぶのでは。

  • ユーモ

    お金の流れで読む日本の歴史。お金というワードに惹きつけられ購入した本書だが、いやはや面白い。学校では教わらなかった裏話や、英雄と称される人物の汚職であったり、こういう話には誰しも興味が尽きないのでは。

  • こも 旧柏バカ一代

    日本の食文化とこの本を同じ時代毎に読み進めていたらめちゃくちゃ面白かった。さて、この本のあとがきに「特定の者だけが富む国はそのうち滅びる」と書いてあった。史上最高利益を叩き出し、内部留保を貯める大企業がある一方、非正規雇用で子供に満足に食ベさせられない世帯が増加している日本は本気で危ない。そして、食糧自給率の低いこの国はあっという間に飢餓で苦しむとも言える。そんな日本も昔は農村社会で殆どの国民が農業に従事していたのに今は殆どの国民が俺も含めて農業に従事していない。その辺りの問題も放置されてるいる。

  • Yukihiro Nishino

    日本史を「お金」の視点から論じた書。大変面白かった。権力闘争も戦争も「お金」(富を独占したいという欲望が原因で起こる。まさに「お金」が歴史をつくるのだ。

  • bonbon99

    おもしろかった。経済の視点を持って、歴史を見ればなるほどと思えることもある。ただそれだけでなくて、色々な視点を持って日本史・世界史を学んでいきたい。

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