Product Details
ISBN 10 : 4911294078
Content Description
生活のおともに、群れ星のような煌めきを
Kaguya編集部がおすすめの短編・中編を新書サイズでおすすめする〈Kaguya群星文庫 第一弾!〉
大木芙沙子「かわいいハミー」
ハミーは人の役に立つことを目的に作られた、博士の最高傑作のヒューマノイドロボット。記憶をリセットすることが可能なハートと、知識や経験を記録するアタマを持っている。博士との別れのあと、ハミーは不器用でままならない人生を生きる人々と出会う。ビターで優しいロボットファンタジー。
蜂本みさ「せんねんまんねん」
「誰かいませんか」「誰ぞいてはりまっか」。伝言通信機能のある不思議な〈ラッパ〉を通じ、時を超えて二人の少女が出会う。第二次世界大戦を経験した「鶴ちゃん」に2045年を生きる「亀ちゃん」が語って聞かせる、未来の大阪のようすは‥‥。やわらかな語りで戦争について考える1作。
【著者紹介】
大木芙沙子 : 東京出身。オンライン文芸誌「破滅派」やSFウェブマガジンKaguya Planetなどで短編を発表。文芸誌『小説すばる』(集英社)、『文學界』(文藝春秋)や『S‐Fマガジン』(早川書房)、また書籍では『水都眩光 幻想短篇アンソロジー』(文藝春秋)や西崎憲によるアンソロジー『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)などに作品が掲載・収録されている。Kaguya Booksより刊行されている『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』には編者の「トウキョウ下町SF作家の会」の一員としても参加し、「朝顔にとまる鷹」を寄稿している。また、短編集『花を刺す』(電子書籍は惑星と口笛ブックス、紙の書籍である『花を刺す―エレガント・エディション―』は私家版)が刊行されている
蜂本みさ : 大阪出身。第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、第二回と第五回では共に優勝している。SFウェブマガジンKaguya Planetや『幻想と怪奇16』『ウィッチンケア』などの雑誌に短編を寄稿しているほか、書籍では西崎憲によるアンソロジー『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房)や伴名練が編者のアンソロジー『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房、Kaguya Planet掲載短編「冬眠世代」の再録)に作品が掲載・収録されている。また、掌編集『いきもんら』『鯖と歩けば 蜂本みさ掌編集』を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
