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病と癒しの文化史 東南アジアの医療と世界観

大木昌

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634490802
ISBN 10 : 4634490803
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan

Content Description

東南アジアには多くの病がもちこまれたが、同時にインド、中国、ヨーロッパから新たな癒しももたらされた。東南アジアの人々がどのようにして病を癒し、命を守り、つないできたのかという視点から彼らの歴史を綴る。

【著者紹介】
大木昌 : 1945年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了、オーストラリア国立大学博士課程修了。Ph.D.現在、明治学院大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 蛇の婿

    興味深く読了。アジアがその発展に従い新世界から流入してくる新しい『癒し』の概念をどう受け入れてきたかがテーマです。…人間を筋肉とか内臓とかの組織の集合体と客観視する西欧医療が入ってきたときに、ほぼ抵抗なくそれを受け入れた日本人という民族は、アジアの中では実は凄く特異な民族であり、それゆえにこういうテーマは日本人にはなかなか気が付かないことなのではないでしょうか。たとえば2014年のエボラ出血熱の流行も、現地の人間が隔離した患者を親族が連れ出して他の村へ行くような行動も、単に文明水準が未開だから、という

  • 司行方

    前近代においては医療はプラシーボによるところが多く、外来の医療を受け入れることは、文化や世界を受け入れることでもあるという主張には納得した。インドネシアでは土着、ヒンドゥー、ムスリム、西欧と移り変わってきた。筆者の現代医療に批判的なところが気にかかる。

  • Wulan

    社会統合論の授業用。やっぱdukunが気になる。

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