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島崎藤村短篇集 岩波文庫

大木志門

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003102497
ISBN 10 : 4003102495
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

島崎藤村(1872‐1943)は、優れた短篇小説の書き手でもあった。その全短篇から11篇を精選。家庭の悲劇を描く「芽生」、下町情緒溢れる「柳橋スケッチ」、女性の人生を問う「ある女の生涯」、大震災の記録「子に送る手紙」、巣立つ子供を送る「嵐」…。多彩なテーマから、人生、社会、時代を凝視した作家の全容が立ち現れる。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 春ドーナツ

    で三冊目。*なんで? と思ったら今年生誕150年。オリジナル短篇集。たぶん、今島崎氏の短編小説を読もうと思ったら、図書館にある全集にあたるしかないだろう。大元の5冊は禁帯じゃないかな。あっ、「青空文庫」を忘れていた。とりとめもない。*書影の島崎さんは次男が描いたもの。*おげんさん(星野君ではない)がヒロインの「ある女の生涯」、「嵐」(・・・もう、やめます)が印象深い。最初は長いなあ、いつ終わるのだとページをめくる手が重くなるけれど、ある時点でシンギュラリティが発生。この丹念な描写の累積が心をゆさぶります。

  • 津野1号

    ほう。

  • うさえ

    自伝的、随想的な作品が多いので、作者自身の横顔を見ているような楽しみがあった。内容は決して明るいものばかりではないが、それも含めて、背筋の伸びた誠実なたたずまいを感じさせる作品が多い。「新生」事件のイメージもあって、利己的で冷酷な一面を持つ人という気がしていたが、実際の藤村は、家族、血縁者、友人をずいぶん気にかけていたのだろう。自然主義の盟友田山花袋とともに、もっと評価されてしかるべき作家だと思う。これら短篇作品の後に『夜明け前』が書かれるのだ。

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