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そこに定食屋があるかぎり

大平一枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594097745
ISBN 10 : 459409774X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

また食べたくなる、また来たくなる店が、だれにでも1軒はある。おなかも心も満たしてくれる、おいしい食堂のルポルタージュ。

目次 : はじまり 山角/ めし処ひょっとこ―歌舞伎町で愛され続ける安らぎの砦/ まるけん食堂―メンチカツ定食530円、常連が自炊をやめる店/ 水口食堂―東京大空襲、映画の斜陽を見てきた浅草の老舗/ ごはん処あだち―帰りに、歩けなくなる店/ 〓亭―下北沢の赤いチャーハン、生みの親の意外な系譜/ ねこにこ飯―味も値段も最強。でも謎だらけ/ 佐々木食堂―55歳からどう生きるか。元教員の蒸し餃子/ Teishoku美松―営業は一日3時間の正しいおむすび定食/ 喫茶レストラン縄―43年間臨時休業なし。麻布のあの店の隠し味/ 更科―客が買い出しをお供。吉祥寺の愛され蕎麦屋/ 定食屋観察録1 良店見極めのコツはメニュー札にあり/ 菱田屋―定食界のビートルズが駒場で輝き続けるわけ/ 丸昭中華料理店―野菜炒めの奥深さ。全旨・町中華/ 下2食堂―大ピンチに定食屋開店で起死回生/ 韓国田舎家庭料理 東光―すさまじく旨い順女さんのチャプチェ/ キッチンABC―豊島区の秘宝・反逆のオムカレー/ きさらぎ亭―絶対絶命。閉業間際に起きた小さな食堂のドラマ/ 大衆割烹 味とめ―食材と調味料にこだわり品数300、小鉢は採算度外視?/ 食堂 長野屋―大正時代から家族で新宿の胃袋を支えてきた元「民生食堂」〔ほか〕

【著者紹介】
大平一枝 : 作家・エッセイスト。長野県生まれ。市井の生活者を描くルポルタージュ、失くしたくないもの・コト・価値観をテーマにしたエッセイを執筆

難波雄史 : 1983年、茨城県生まれ。東京工芸大学写真学科卒業。出張先での飲み屋探しが好きな飲兵衛写真家。料理、人物、音楽ライブなど撮影ジャンルは多岐に渡り、雑誌、書籍などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • pohcho

    関東の個人経営の定食屋のルポ。桜新町の「きさらぎ亭」は老朽化で急に退去が決まり、藁にもすがる思いで移転費用の一部をクラファンすることに。その後閉店までの一月足らずの期間に誰ひとり想像もしない物語が待っていた。鎌倉の「佐々木食堂」の店主は55歳で教員を辞めて料理学校に入学。1年間みっちり勉強し、お店をオープンした途端コロナ禍に。26店が紹介されているがどの店にもドラマがあり、とても読み応えがあった(料理の写真もめちゃくちゃ美味しそう)。うちの近くの店も紹介されているので是非行ってみたい。

  • あじ

    コロナ禍が落ち着いたと思ったら、次は物価高騰。飲食店にとって、かつてない暗黒時代が長引いている。本書で紹介されている定食屋は“お客本位”の立場で、食事を提供し続けているお店ばかりだ※神様扱いとは違う。お腹いっぱい食べてほしい、野菜も摂ってほしい、一日の終りに一杯の愉しみを…。「お腹が空いたな、何を食べようか」そう思い浮かべた時、落ち着いて食事ができる馴染の定食屋をあなたはお持ちですか?暖簾に刻まれた歴史と矜持のルポルタージュ、大平さんおかわりしまーす!

  • tetsubun1000mg

    初読みの作家さんだが大変面白かった。 太田和彦さんの居酒屋探訪シリーズを初めて読んだ時の感動を思い出した。  70代、80代の店主もおり、残念ながら閉店してしまった店もあるようだが外観や料理、店主の笑顔など残っていくのだろう。 戦後にスタートした店もあり長く続くのには味や大盛りなど理由があるようだ。 桜新町の「きさらぎ亭」は老朽化を理由に一か月後に退去を言い渡された。 年を取った両親と娘の3人で店を閉めようかと思っていた所、娘婿からクラファンを発案されるが、期限は一か月を切っておりドラマは起こるのか?

  • 凸凹パレード

    働く方の絶え間ない労働と努力で営まれているオアシスのような定食屋さん。美味しさの裏にあるものが見えました。インフレを乗り越えて存続して欲しい。写真も素晴らしい。

  • 緋莢

    図書館本。『東京の台所』シリーズ著者による、食堂紹介本。2018〜2022年の連載に、2023年〜2024年に追加取材したものをあわせています。下北沢の「a亭」、甲本ヒロトと松重豊が同時期にバイトしていた事で有名(その辺の縁がきっかっけで、孤独のグルメの映画の主題歌を、ザ・クロマニヨンズが歌った)ですが、赤いチャーハンのインパクトが凄かったです。インパクトがあるといえば、目黒区の「ねこにこ飯」(続く

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