Product Details
ISBN 10 : 4794973748
Content Description
バリアフリーは「障害者」を「健常者」に合わせる考え方だが、社会の均質化につながるのではないか。本当のゆたかさは障害の側にあるのではないか。そうした意識から、アーティストである大崎晴地は、障害そのものを建築的に考える“障害の家”プロジェクトを進めてきた。三度の展示を経て、建設に向けた計画が始まっている。本書はこれまでの展示と連動して行なわれた対話の記録であり、「障害」「家」「リハビリ」「アート」を多角的に考える一冊。
目次 : 無作為な関係性をつくる/ 1 Grow up!!Artist Project2014報告会(暴走性をはらんだ建築はできるか/ 住むことの経験を再編するために ほか)/ 2 “障害の家”プロジェクトBarrier House Project(スペクトラムの時代の「家」に向けて)/ 3 HYPER‐CONCRETENESS―フィクションと生活(複数の自閉から成る世界/ 超具体的な現実から共約不可能性を考える)/ 4 八頭町里山建築プロジェクト(建設に向けて―アートケアラーの住むまち)
【著者紹介】
大崎晴地 : 1981年生まれ。心と身体、発達のリハビリテーション、精神病理学の領野にかかわりながら、作品制作・研究活動を行っている。博士(美術)。2007年、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2009年、東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程、2014年、同大学院美術研究科博士課程修了。2020‐22年、国際哲学研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

